とても美しい映画。女学校の女の子たちのわちゃわちゃ感、並んだ麦わら帽子がマドレーヌちゃんをほうふつとさせてかわいい。
はしごレースというのか、ナチュラルなふんわり白いレースドレスにそれぞれの色のおリボンつけた乙女たちのピクニックシーンだけでも劇場で見る価値がありました。
ミランダの好きな黄色いお花(デイジーって言ってたっけ？)やオーストラリアって感じのハンギングロックの乾いた山肌が黄土色、黄金、黄色みたいなパレットで織りなされているからか、アリスの序文で出てくる黄金の昼下がりってこういう感じなのかなあと思った。
そして少女の一人がBGMのように朗読する詩が、あの美しいソネット18番…。
夢のような景色…。
あとほんまにこれは私の受け取り方の問題かもしれないんですがポワティエ先生なんかぽっちゃりの子(イディス？)にだけ妙に当たり強くないですか？
私的に真にキモいのはアップルヤード夫人でもマイケルでもない、あのルッキズムロリコンティーチャー(敬称)。
