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Royal Shakespeare Company: Richard II(原題)
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『Royal Shakespeare Company: Richard II(原題)』に投稿された感想・評価

yoma
4.5
この世で1番美しく尊いビジュアルのデヴィッドテナント
佇まいのみならず歩き方や喋り方のトーンも高貴な雰囲気で素敵、移動時に衣装と髪の毛がたなびくのが美しくて見惚れてしまう。
ウィッグではなくわざわざ期間中エクステで髪を伸ばして挑んでいたデヴィッドテナント、役者の鑑である。
長い髪を三つ編みにしてテレビ番組に出てたテナもめちゃくちゃ素敵だった。
シェイクスピアのあの文章をそのまま喋るんだからどうしてもセリフの言い方が舞台的になるはずだけれど、テナはリチャード二世が完全にインストールされていてすごくナチュラルに感じた。
高貴で容姿端麗で傲慢、でもいざ王の座を奪われるとなると途端に弱々しくいじらしい、なんとも憎めないキャラクターなリチャード二世がテナにハマっていて良かった!

リチャードがジョン・オブ・ゴーントが危篤と聞いて喜び勇んで駆けつけるシーンがめっちゃ好きだな笑
王座を奪われかけて弱々しく嘆くいくつかのシーンは本当にかわいくて素晴らしい。
王冠譲渡に異存は?ない、ある、ない、、、ってなってなかなか王冠渡せない所もかわいいし、嘆く顔を見るために鏡を要求するシーンの「まだ深い皺がない」が謎に観客にウケてるのって「えっ、余、めっちゃ美しすぎん?」って意味で捉えられてんのかな?

そもそもリチャード二世登場人物多すぎて難しい。リチャード支持側とボリングブルック支持側の名前ごちゃごちゃになる。
単純化するとリチャード二世が衰退しボリングブルックがヘンリー四世として即位するまでという話なのだがなんか登場人物多いしエドワード三世に6人も子がいるせいで叔父といとこが多すぎて理解不能である。
舞台開始時すでに死んでいるグロスター公はその六男で、彼の暗殺を企てたのが誰か、というのが冒頭のモーブレーとボリングブルックの争いの原因である。(黒幕はリチャード二世とされている)

シェイクスピアは実在の人物の年齢をけっこう改変しているらしい。リチャードの王妃イザベルは当時9歳だったらしいが20代くらいになっているし、ヨーク公やジョン・オブ・ゴーントも50代なのにけっこうおじいちゃんになっている。
ヨーク公もジョン・オブ・ゴーントも、なんかかわいいキャラで、観客にけっこうウケてたな。笑


上演当時、従弟のオーマールとのキスシーンは後半あたりから追加された演出だったらしく、こうして円盤に残って良かったな、、、と思ったのであった。そういうの余計じゃないか?!と思いつつ美しく尊すぎる場面なので文句が言えない。原典でリチャードが追い詰められ苦しみのあまり悪ふざけで冗談を並べる横で泣くオーマール、たぶん原典より号泣している感じがするし、確かに「涙を落とし続けて2人分の墓穴を掘って一緒に埋められれば」とか言うの謎にロマンティックぽいもんな、、、笑

原典ではラストでリチャードを殺すのはエクストンという騎士?なのだが、今作ではエクストンがボリングブルック(ヘンリー四世として即位)に「生きた恐怖を取り除いて欲しい」と言われリチャードを殺せという意味だと勘違いするくだりが省かれエクストンは存在しなくなっていて、代わりにオーマールが泣きながらリチャードを刺すという改変がある。おいおい!

ラスト、ボロ布着て鎖で繋がれてるシーンで、なぜわざわざ両乳首だけ見えるように破けていたのかが分からなすぎて笑いを堪えきれなかった それはセクシーすぎますね。

ヘンリー四世が聖地を巡礼する旅に出るって遠い目をしている後ろで静かに佇むリチャードの亡霊、という画で終わるの良かったな。
4.7
本国からDVDを取り寄せて視聴。字幕はあるけど英語のみ…だけど、事前に本を読んだことで物語の把握は出来ました。
美しいテナントさん、見るべき価値は絶対にある!舞台メイクが映えますね。正直キスシーンは5回見た。