のこ

ルート29ののこのレビュー・感想・評価

ルート29(2024年製作の映画)
3.0
中尾太一の詩集「ルート29、解放」を原作に撮り上げたロードムービー!
他人と距離を置いた生活を鳥取で送る清掃員の女性が、
仕事で訪れた精神科病棟で患者の女性に、
姫路にいる彼女の娘を探してほしいと頼まれる!

綾瀬はるかファン、凄く期待していた本作でしたが
(たぶん 大半の方はがっかりしたのでは~)

めりはり無く~どこの景色も淡々と時が過ぎて行くだけ
正直、こんなに眠気が来たのは初めてw

『リボルバー・リリー』のような男性顔負けの激しいアクションは一切なく~
ストーリーに深く入って感動するところもなく
ただ共感できるところが何とか2つありました😊

綾瀬はるかファンで良かったです~😊
最初から最後まで ず~~と見れただけでもw
申し訳ないけど~
子役ちゃんも 2匹の大型犬連れて来た女性も~
おじいちゃんも 高良健吾も~
ミスキャストのようで
どうして こんな雰囲気にしたかったのか????
途中退席する人出ても~
名古屋人はじっと我慢する人が多くw
本作 今日、初日なのに「イオンの中でも一番小さい部屋で 観る前から不思議でしたが 終わってみて納得!😊


綾瀬はるかが最後までつなぎ姿の清掃員でしたが~

数か月前の同じつなぎ姿の役所広司さん「PERFECT DAYS」をふと思い出し~ 
トイレ掃除なのに誇りを持ち、拘り抜いた役所さんに比べて 本作は仕事に対しても~全然引き付けられず~

過去のことも あまり語らず~
主人公、のり子(綾瀬はるか)が人と交流せず
何かあると日記に書くぐらいで ずっとひとりでいたのは
どうしてなのかと~ 

もやもやした非現実的な脚本 シーンの中で
2つ共感できたところは~
中学の時にお母さんが亡くなって 顔も薄れてるのり子に対して、ハルちゃんが自分のお母さんに会わせてあげると

精神科病棟にいるお母さんでも ハルちゃんにとっては
お母さん!
そのお母さんが 自分はもう死んでるからと言いながら
その場を立ち去ろうとする時に
死んでても また会いに来るからね!!と

びっくりの会話のやりとりにドキドキしながら~
精神病患者のお母さんとハルちゃんの思いに胸熱くなって!

あと1つは ハルちゃんが急にいなくなって
姫路市内を必死に探すのり子 
中学で母親が亡くなり 姉もいたけど~
ずっとひとりで生活してきたのり子なのに~
ハルがいなくなって 寂しくなったという~
ハルが見つかって わんわん泣くのり子!

今まで 心赦せる人と出会うこともなく
必死に働いて来たんだな~って!
そういう苦労話も一切ない本作ですが~

のり子とハルちゃんの~
二人が心がだんだん通い合って行く、
素敵なところもありましたが~
セリフも少な目で 淡々としているストーリーですが

綾瀬はるかファンですから~w
彼女のいいところを見つけながら 何とか見てましたが
主人が~ 
次作はほんと 正念場ですよ~
もっとちゃんとした作品を選ばないとね!

次作 期待してます 綾瀬はるかファンより!
のこ

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