色がきれいだった
トンボのピンクとハルの水色が景色に映えていた
森の中をハルとトンボとじいじで行進するシーン
病院でトンボとハルのお母さんが出会うシーン
ドライブインの内装
時計屋さん
商店街の人々
シャケ師匠との森の生活空間
記憶に残るシーンが多かった
綾瀬はるかが綾瀬はるかじゃなくてトンボだった
大沢一菜は大沢一菜だった
わたしはロードムービーはあまり好みじゃなくて
だから、この作品もやはり少し疲れた
でも
トンボはハルのそばにずっといて
ハルの歩く横とか後ろとかにずっといる
前にはいない
ハルが「トンボは明日もいる?」みたいなことを聞いていた
トンボは「うん」と答えたと思う
トンボはハルに「今までずっと独りだったけど、ハルがいなくなったときさみしいと思った」というようなことを言っていた
ハルの存在、トンボの存在
それらが調和する
風変わりな周辺の人々が違和感を与えるが
2人の存在が、それすらも調和していく
映像もきれいだった
こちらあみ子を彷彿とさせる、カメラが横移動する映像
はじめの方の修学旅行生たちの映像
病院でのトンボを追う映像
引きの画角が落ち着く
画面の切り替えで虫のインサート?が挟み込まれるのもこちらあみ子同様だ
ダンゴムシが足を這うシーンも
ハルの人間性ももっとみたかった
もう一回観たら、もっといろいろ感じられるかも知れない
もう一度観たい