密輸した魔術用動物の販売と魔術ニーズ仲介サイトの運営で息子を養う若ママがある顧客の自殺を機に魔女のレッテルを貼られて誹謗中傷と暴力にさらされるフランス産 SNS時代の魔女狩りスリラー

グロもオチもヌルいけど設定と追い詰められ感は良い！
トカゲちゃん可愛い

2025年3月23日 🇺🇸アマプラVOD

ジャームッシュの映画「パターソン」の妻役ゴルシフテ･ファラファニが主演。息子アミンに手伝わせてエキゾチックアニマルの密輸入、怪しいスピリチュアル系 マッチングアプリの運営、悪魔祓いの仲介とか真っ当でない商売をしてたら恩を仇で返されSNSでも非難殺到、息子共々大変な目にあう。
彼女は終始息子を守り一緒に暮らしたい一心でイキりまくるけれど、やってる事が人を呪う邪悪な事ばかりで全く感情移入できない。ある意味ザマミロと思う場面もあった。

• #やかん未確認

パリの郊外で密輸してきた爬虫類を用いて占いや儀式を行う人々に供給することで生計を立てているシングルマザー。自らのアプリを開発し、顧客と"marabouts"（日本語だと治療者でいいのか？）を繋ごうとするが、ある“不幸な相談”をきっかけに“魔女狩り”が始まる……と言った具合。

「信じる力」や「信念」がどのように作用するかを描ことしているように見える。宗教ではなく、人々が何を信じ、その信仰がどれほど暴走しうるかという角度。

そもそも爬虫類を密輸して、売りさばいて生計を立てている時点でアレなシングルマザーが、どんだけ酷い目にあっても”ザマァ”としか思えない。子供はもちろん、爬虫類やカエル君達が可哀想だぜ。

と思ったら、これは監督の意図通りらしく、“スピリチュアルな儀式をビジネス化する構造を批評”したかったとのこと。

エンタメと社会風刺を良いバランスで取り込んでいると思う。