Cinedog

バッドボーイズ RIDE OR DIEのCinedogのネタバレレビュー・内容・結末

バッドボーイズ RIDE OR DIE(2024年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

2024-117(34)
バッドボーイズ:4
舞台:🇺🇸 フロリダ州 マイアミ

ウィル・スミス&マーティン・ローレンス共演による大ヒットバディアクション「バッドボーイズ」のシリーズ第4弾。

●あらすじ
マイアミ市警の敏腕ベテラン刑事コンビ「バッドボーイズ」ことマイク・ローリーとマーカス・バーネット。ある日、彼らの亡き上司ハワード警部に、麻薬カルテルと関係があったという汚職疑惑がかけられる。無実の罪を着せられたハワード警部の汚名をすすぐべく独自に捜査に乗り出すマイクとマーカスだったが、容疑者として警察からも敵組織からも追われる身となってしまう。頼れるのはお互いだけという絶体絶命の状況のなか、上司が遺した「内部に黒幕がいる」というメッセージを胸に、2人はマイアミを離れて命がけの戦いに身を投じていく。

内部の裏切り、濡れ衣を着せられて指名手配、もうその設定見飽きたよ〜と思いつつも劇場に足を運んでみたら、まさかの大当たり!!
ノーマークだったので観ながら変な笑みが浮かんできてしまった!
上半期BEST5には確実に入る!

開幕早々、マーカスがマイクの結婚式でぶっ倒れて「毒か!?毒盛られたんか!?」と心配していると、恐らく日頃のだらしない生活習慣が影響しての心臓発作
それから臨死体験してシックスセンス的なものに目覚めたと思いきや最後までただのスピリチュアルボケ老人で笑った

一応終盤で本当にデジャブが起きるけど、それによって有利になるどころか普通に捕まってんじゃねーかよ!!と思わずつっこんでしまった笑

その後の「どちらか1人選べ!」の人質トロッコ問題も散々色んな映画で見てきたよこれ…と少し斜に構えながら見ていると、パワープレイで無理矢理乗り切っていて最高だった

この映画の素晴らしい点はあくまでアクションコメディであることを貫いている所

故ハワード警部が2人の頭の中に出てきた時、「本作は警部の死を1つの軸としてやっていくのか」とシリアスな展開になるのを覚悟していると、「引っかかったー!」と言わんばかりのアップテンポな音楽と共にギアチェンジ!

シリアスな場面でも決してユーモアを忘れない、1作目からのマイケル・ベイイズムが脈々と流れているのを実感
家族の感動シーンが避けられないからこそ、そこでうまくバランスを取ってきたのだと思うけど本当にここの機転は凄く良かった

ワニが人種差別者じゃなくて良かったです
Cinedog

Cinedog