2作目のベイの狂騒に迫ろうとしたようなハイテンションは個人的にはちょっと上滑りしているように感じてノレなかった。今作を見るとベイの無茶苦茶さは実はまだ見易いように計算されていたんだなと分かる。ドローンのショットは見にくすぎる。3作目から続投のこの監督コンビには、前作の美点を失ってほしくなかった。俺前作ほんと好きなのよ。
しかしクライマックスのある瞬間に訪れる、役柄ではなくウィル・スミス本人に向けた激励に完全に心掴まれてしまった。もうあれでこの映画の全てを許したしこの映画最高じゃんとなった。あそこからのハイテンションとベイっぽい爆発にも爆笑興奮。ウィル、愛されてるね。
