ペジオ

ジョン・カーターのペジオのレビュー・感想・評価

ジョン・カーター(2012年製作の映画)
3.8
火星…ここが私のアナザースカイ

面白いよ
原作は未読なのだが、三部作構想の名残を感じる「続く」ラストが、個人的にはより「ロマン」を感じさせてくれたので、これ一作で完結で良い(一見真逆っぽい『インターステラー』に案外近い。)
同時にこれは「故人の妄言が実は全て事実だった」というカタルシスにも繋がり…「かけて」いる(もっとも制作陣にその意図は無かっただろうから、そういう作りとして物足らないのは事実だ。全ては僕の補完である。)

主人公が根本的な部分で「脳筋」なのが嬉しい(ゾダンガへの殴り込みのオチとか楽しい。)
所々に散見する若干の悲壮感はストーリー上の主人公の動機付けの説得力を増す効果はあったろうが、そこは「跳躍」の気持ち良さ宜しく底抜けの快男児に設定しても良かった気はする
無邪気な「俺TUEEE」をもっとくれよ…(…と書いて、これは「異世界転生もの」だったのねと気づく。主人公帰る気サラサラ無いし。原作にその要素が豊富だったとしたらスゴい先見性だな。)

世界観の豊かさ楽しさは充分(ウーラ可愛すぎるだろ。)
しかし、どなたかのレビューで拝見した「食事シーンが無い」との指摘は膝を打った
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