黒羊

サユリの黒羊のレビュー・感想・評価

サユリ(2024年製作の映画)
3.9
生きる気力が湧いてくるJホラー映画!

元気はつらつ!おまんこまんまん!

ヤツと戦うには…生命力じゃ!命を濃くするんじゃ!

ピコピコ少年やハイスコアガール、映画化もされたミスミソウの原作漫画作者、押切蓮助のホラー漫画の映画化。いやぁ〜良かった。
今回も漫画と円盤ありがとうございました肉映画先生!

祖父母、両親、姉貴、長男、弟の5人家族の二世帯が、吹き抜けがあるデカい家に引っ越してきた。しかしそこは呪われた家で、家族が一人、また一人と…
しかし怨念と戦う為、殺意の波動を操るアイツが立ち上がる…俺は俺より強いヤツに会いに行く!!一瞬千撃!おまんこまんまん!

(ちなみに漫画原作には「おまんこまんまん」は出てきません。18禁で夜も安心サラサーティ)

ほぼ原作漫画をなぞっているので、映画を観てから原作漫画を読むとそれぞれの良さが味わえて良かった。
漫画の方はハイスコアガールでもお馴染み「押切節」が楽しめます。

地獄ってあるのかなぁ?と言う主人公少年に
「そりゃあ…存在せんと割に合わん。死んで行き着く先が同じなんてあってはならん」

「(だから)魂を綺麗にな」という、命を濃くして生きろというババアのセリフが胸に刺さる。人を恨み、進んで妬み嫉み。今の会社にはそんな人間ばっかりやけど、ワテはそんなヒマではないので楽しい方、明るい方を向いて生きようと思えました。

心を強く!命を濃く!
生命力はおまんこまんまん!

…これ、主人公が女性やったらおちんこちんちん!になってたんやろか?

ちゅーかね、関西弁ではおめこって言うんやけど、おめこは部位と行為の両方の意味があるけど、ちんちんは部位の意味しかないよな。やはり命とは生命とはマザーアース、女性が司るものなんでしょうね。

怨霊が現れたら是非叫びましょう!
ワテはそんな下品な事言いませんけど。
黒羊

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