クミンシード

教皇選挙のクミンシードのレビュー・感想・評価

教皇選挙(2024年製作の映画)
4.0
映画館で予告見た時からずっと見たかった。
重厚で、脚本が練られており、最後の最後までたのしませてくれた。

コンクラーベについてはダヴィンチコードシリーズの「天使と悪魔」で知った。その時から厄介そうで面白そうだと思ってた。

今回の作品を見て、HUNTER×HUNTERのネテロ会長の後任選挙を思い出した。規定の条件に達するまで何度でもやるところや駆け引きが似てる。

人種、言語、性別、中絶や離婚、他の宗教との関わり。そしてどんな候補者も、叩いて埃が全く出ない人なんていない。
ラストはそう来たか!と期待を超えてきた。

主役のローレンス枢機卿って、ヴォルデモートの俳優さんなんだ!ルーピンだと思ってた。
プラダを着た悪魔に出てたスタンリー・トゥッチとか、年配のいぶし銀俳優が揃ってて、見応えありました。


宗教や神は、どんな地域や文化でも存在するので、昔からとても興味がある。なぜ神を信じるのか、その精神構造や背景に。

ネタバレはコメントに。