登場人物はあらかじめ予習して見るべきでした。最初コンクラーベで得票の多い人物名と名前が結びついてなくて、後々話が展開するに従い分かってきたのですが、もったいない時間を過ごしてしまった。それでも十分面白かった面白すぎました。この映画、まるでボレロのよう。最初は坦々と、次第に登場人物それぞれの問題が浮かび上がり、クライマックスに向けて、わっ!!!、えっ!?、うんうん、えっー!
ストーリーの没入感から驚きの展開まで、音響が良い仕事してくれてるように思います。
鼻息がね、聞こえて気になるんですけど心情も表してるのかな、などと思いながら見てるうちに、ある仕掛けになってるのかなとも思ったり。
また、今の混沌とした時代を反映しているのをひしひしと感じたストーリーですが、着地点が私的には清々しい気持ちにさせてもらいました。