🎄クリスマス映画特集🎅🏻
今年最も印象に残った旧作映画の一つ。
『目撃/刑事ジョン・ブック』『トゥルーマン・ショー』のピーター・ウィアー監督作。
冒頭から『宇宙戦争』でも始まったのかという衝撃的な幕開け。そして主人公が何者なのか分からない不安と安らぎの狭間で揺れ動く好奇心をそそる緊張感。
理性を無くし恐怖を感じなくなることは人間らしさがなくなること。
痛みや恐怖を感じるからこそ生きていると実感する。
そういったものは消えないからこそ和らげる方法、闘っていく方法を知らねばならない。
己の心と向き合うのは自分次第。
手塚治虫案件ですね。
昨今の日本映画に多い、内面の感情の攻防を淡々と描く系なのですが、そこにキリスト教的思想を交えるところがアメリカ映画らしさ。
ジェフ・ブリッジスは1回観るだけで忘れられない味わい深い映画に本当に多く出演してる俳優さんです。
『クレイジーハート』『スターマン』『ビッグ・リボウスキ』『トゥルー・グリット』『トロン』『フィッシャー・キング』などなど。