U-NEXTにてレンタル。字幕鑑賞。劇場で観たかったもの
未体験ゾーン2025作品
あらすじは死者が復活した近未来
しかし、人の肉や脳を食べる事はなく無害で「ゾンビ」ではなく「非生者」として呼ばれ共存していた
そんな中、悪徳企業コールマン社は脳の解明を進めるべく非生者の回収を行うサービスをしていたが、カールとフレディとマギーの3人はコールマン社を装い、回収作業をして金を稼いでいた
しかし、それがバレてしまいカールとマギーのお婆ちゃんが誘拐されてしまい…というもの。
”会員名は?“
”マスター・ベート69“
『ターボキッド』『サマー・オブ・84』の監督トリオRKSS新作による全く緊張感を感じさせない超ゆるコメゾンビ映画
ゾンビを非生者として扱う冒頭から面喰らう新しい設定ではあるが、マイノリティとして扱われている部分に感しては変わらず、社会を映す鏡として描いてるのが良い。
何だか『ショーン・オブ・ザ・デッド』のエンディングパートみたいなゆるさ
お婆ちゃんは誘拐されているのに誘拐犯と社交ダンスをしたりと命が懸かっているというのに全然緊張感を感じさせない(笑)
誘拐犯は強面やのにドジっ子やし(笑)
身代金=損失額を払う為にある美女の墓を盗み出そうとしたり…
ゾンビポルノオタクのカールの意中の女ゾンビと抜け出したり…とそんなこんなでドタバタ劇が中心に展開していくけど、コールマン社のある人物が恐るべき計画が進められていて…
終盤はバトル要素増し増し!
やっとこそさ本来のゾンビ映画らしくなる(笑)
プロレス技で撃退していくフレディのスタイルは好みやし、阿修羅ゾンビのヴィジュアルは超イカしてるし、一刀両断、首チョンパ、はらわたベロりんちょと血塗れ具合も最高!
前作のドぎつさはなく、グロ描写ももう少し欲しかったけど、トリオのゆるゆるなやり取りや世界観は良かった
エンディングも好き〜
マギー役の方がサマラ・ウィーヴィングっぽい雰囲気があって良かった