ひげしゃちょー

シャイニングのひげしゃちょーのレビュー・感想・評価

シャイニング(1980年製作の映画)
4.7
とにかく狂ってからのジャック・ニコルソンの怪演が凄い。やりすぎなぐらいの顔芸に思わず笑ってしまうほど。 効果音などで驚かせるような演出はせず、終盤にかけて終始静かにカメラワークと編集を駆使して不気味に展開させている。その手腕はキューブリックならでは。 伏線の使い方も上手い。迷路を上空から切り取ったカットが印象的だったんだけど、ラストにああいう形で生かすとは思わなかった。 不満点はホテルに到着したハロランがあまりにもあっさり殺されてしまったこととトランスがどこで狂っていったのかがわかりにくいところ。