まさに映像作品です。
80年代の映画で、これだけ賑やかで魅力的な映像を作れる事に驚きです。
作中は常時劇的な音楽が流れていて異様にハラハラさせられ、また話が進むにつれてストレスなのか狂気なのかその境目なのか分からないジャック・ニコルソンの演技に惹きつけられます。
子供のダニーが持つ超能力(シャイニング)がタイトルにもなっているのですが、残念ながら狂気に対抗できる力はない様です。
"redram"のトリックは恐怖よりも感心です。トリックは度々妙に意図的にカメラワークに取り入れられていたので、使われて納得です。
いくつも謎は謎のままで残っていますので、普段の私の感想から行くと疑問が多いと映画に対しても疑問符が付くのですが、この映画はこれで良いんだと思ってしまいました。
見て損はない作品でした。