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シャイニングのharupiiのレビュー・感想・評価

シャイニング(1980年製作の映画)
3.7
キューブリックらしいサイコ感満載の作品。
ホラーなんだけど、びっくり系ではなく
サイコを上手に違和感なく身近に感じさせて怖くなる感じ。
普通の場面を演習の仕方でホラーにしてしまうところはセンスを感じる。

スティーブンキングの小説が原作、ではあるが結構違うよう。
原作ではホテル自体が邪悪な存在で主人公は善良な市民。
一方、映画版は主人公はいい人過ぎないよくいる一般人で、ホテルの悪霊のせいもあるが孤独やアルコール依存性等環境によって人が変わってしまうという印象を受けた。
個人的には映画版の設定の方が好み。

あらすじ
小説家志望のジャック・トランスは、冬季閉鎖期間中オーバールックホテルで家族と数ヶ月過ごすことになる。
支配人アルマンは「このホテルは以前の管理人が、孤独に心を蝕まれたあげく家族を斧で惨殺し、自殺したといういわく付きの物件だ」と語るが、ジャックは気にも留めず、妻のウェンディ、一人息子のダニーと共に住み込むことを決める。ダニーは不思議な能力「シャイニング」を持つ少年で、この場所で様々な超常現象を目撃する。


〜少しネタバレ〜
シャイニングはあまり大きな鍵を握っているわけではないが、効果的に恐怖を表現している。
それにしてもハロランさんは可哀想すぎる笑
落ちが突拍子も無いので驚いた
表現したいことに特化した映画だから、ストーリーをもっと詳しく描いて欲しい部分はありつつもこれはこれでいい感が強い。
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