このレビューはネタバレを含みます
取り立てて真新しいわけではなく古典な流れで観やすかったという感じだけども、飽きずに引き込まれて良い具合にショーンベイカーだった気がする。
特に最後の最後にショーンベイカーみ感じた(なんかフロリダプロジェクトっぽさ)
「そこはそうなるやろー」とあの彼が出てきた時点で「そう」思わせる流れって色んな映画観ててもあるけどあれは何なんだろうね。演出とか画面の構成とかなんだろうか。
映画を見る前に『FPSをやってるのに手つきがまったくゲームをしない人』というのを読んでしまっていたもんだから確かに気になってしまったw
その押し方、逆に可愛いまである。
あんなにちゃらんぽらんな役をやってるのに俳優さんがゲームを触らずにきたというのに驚いてしまう。
てか誰か撮影中そのくらい気付いて?!とは思ったけどもw
中盤のどんちゃん騒ぎがなかなかにどんちゃんどんちゃんしていたのに飽きないで観れたのは良かった。
典型的な喜劇って印象で良かったな。
ショーンベイカーはこういう熱量とかがしっくりくるのかね〜と、全部見てないけどタンジェリン思い出す。
そして仕舞いには登場人物好きになってくる。
疲れて寝ちゃうおじさんかわいいかよ。
しかしあの一家のお父さんが笑う場面1番笑えたwww
遊園地のお店のおじいちゃん1番可愛かったな。
終盤までアノーラが何考えてるのか分からんように見えて、ずっと巻き込まれてる感じで決意とかの決定打とかとくになくふんわりだけど強気に過ごしてんの眺めてるだけだったんだけど最後の最後にやっぱり泣かれちゃうと「そうだよ、あんな目に遭ってクソだったろうよ」とこちらも抱きしめたくなった。