麻薬カルテルのボスがトランス女性で、弁護士のリタの助けで新しい人生を歩もうとする、という序盤から引き込まれる設定。しかもミュージカル。
最初のリタの曲めちゃめちゃかっこよくて、なんとなく編集や流れに荒さは残りつつも芯が伝わってくる映画でした。
麻薬を取り巻く犯罪や殺人、メキシコでのそれらの重大さを描きながらエミリアの新しい人生と過去が絡み合っていく。テーマがそれぞれ強いこともあって展開から目が離せなかった。
リタが主人公で始まったけど、基本はエミリアの話だったな。リタの心情とその後をもう少し見たかった気持ちはあります。
あとミュージカルであることはぜんぜん邪魔になってなかったんだけど、英語の歌(特に医者とリタが二人で歌うやつ)が基本なんとなくダサかった。
その後色々ニュースを見て追記: 監督の発言きしょいな〜!!!メキシコの社会問題を舞台にしながら出演/制作陣にメキシコの人がほとんどいないのは確かにウーンという感じ。
女性になった瞬間に聖女のように描かれていることに違和感、という評も見たけれど「新しい人生を歩もうとしても過去からは逃げられない」というストーリーラインだったのでそれは個人的には感じませんでした。
あとセリーナはアメリカに住んでいたという設定だったからスペイン語下手でも許されたのかなと思った。ただセリーナの歌はどちらも良くなかったです。