「セーヌ川の水面の下に」。一見オシャレな題名ですけどサメ映画です。それもかなり見応えがあります。B級になりがちな題材ですけど大変面白かったです。
急進的な環境保護団体、元海洋学者の主人公と警察、パリ市当局。それぞれの思惑が交錯しセーヌ川がサメによる殺戮の舞台になります。そして、セーヌ川に沈む大量の不発弾が誘爆しパリ市全域が浸水します。これにはびっくり。まさかサメによってパリ市が沈むとは。単為生殖で大量のサメが発生するというアイデアも面白い。
「えっここで終わるの?大量のサメに支配されたパリはどうなるの。」潔いエンディングです。
主人公の女性が、見る角度によってはアン・ハサウェイに見えたのは私だけ?(笑)