登場人物の誰にも感情移入できませんでした。何でやろ。特に主人公の身勝手さには辟易させられました。意図的にそういう脚本にしたのか私の感性がおかしいのか。ひと昔前なら口に突っ込んで戦死し、彼の戦争は漸く終わったとなったでしょうが、本作では間一髪で脱出します。特攻を美化しないという主張なのね。学者さんの説明口調はかなり不自然さを感じました。あと、いくら何でも、米軍も国も動かずに民間だけで駆除するってお話としても無理があるよね。
一方で、特殊効果は大変すばらしかったです。どこにも違和感がありませんでした。ゴジラが熱線を吐くときに尻尾の先から順に棘が飛び出すカラクリは面白い。まるでメカゴジラみたい。
典子さんの首筋にある黒い痣は何ですかね。海中で復活するゴジラと関係があるの？もしかして続編作るのかしら。
ところで、橋爪功さんが一瞬だけ映ったけどあれは幻だったのか（笑）。
