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襲られるのimaponのレビュー・感想・評価

襲られる(1977年製作の映画)
4.3
1年前にシネロマン池袋で観て傑作だと感心していたがメモ一つ残してなかったら内容すっかり記憶喪失状態になったので再度。2年連続2度目の鑑賞。

ポルノで描かれるレイプは時に男性目線が過ぎる傾向もあるが性被害者の心情を女性脚本家を使い女性にも人気の加藤彰が撮っており、男性側からの身勝手な想像ではなかなか良く出来ていて良いと思えた。

再会した男は小学生の頃、バイクに轢かれそうになった私を助け頬ずりしてくれた男?男の子たちに虐められてる所を助けてくれた男?

過去性被害にあった女が加害者に抱く思慕?復讐?

真っ白な少女のあそこは赤いザクロのように淫靡になり黒いもので覆われる。
少女が女に成長すれば記憶の地の風景も変わる。

冒頭浴室で夫婦の営みの暗い照明。覚えるのが早い宮井えりなが良い。彼女の演じる友美は水泳に長けていて、ドライブテクもある。
過去に性被害を受けた加害者を崖から突き落とした友美は、赦しが欲しくて弁護士の妻になりホーソーン「緋文字」を読んでいる。

背泳ぎのビキニ女に男3人がクロールで近付く俯瞰ショット。
トラウマ背負っていても3人に輪姦されるうち感じてしまう性は流石ロマンポルノ。
岩場に放置されての時間経過。

もう一人輪姦被害者、田島はるかは猫とともに入水。死して髪の長さが引き立つ。

漁村スナック・ママの渡辺とく子。記憶喪失の男に惚れて、記憶が戻り捨てられる事を恐れている。浴衣姿で地元民謡を踊るのが良い。エンドロールまで満足。

八代亜紀「女みなと町」
木の実ナナ「紅ほうずき」
ピンクレディ「渚のシンドバッド」

警察官の発砲は問題になりそうだがレイプ野郎には鉄槌を!?
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