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プリンス ビューティフル・ストレンジのtakehiのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ミュージシャンプリンスの出自を描くドキュメンタリー1時間8分の作品。
プリンスが生まれた頃の差別などの社会情勢、故郷であるミネアポリスの街にできた画期的なコミュニティの存在がいかにプリンスに影響を与え、その故郷を彼がいかに愛していたか、、
歌い、踊り、全ての楽器の演奏、プロデュースする怪物アーティストのプリンスが生まれたバックストーリーがよくわかりました! 
特に友人関係のミュージシャンのチャカ・カーンのインタビューでの彼との出会いのふざけたエピソードや喧嘩話は面白かったです。

映画の冒頭で説明があるのですが、なんとプリンス財団(彼のレガシーを管理する団体)とは一切関係無い作品で、残念な事に巨大な私設スタジオ兼ライブハウス兼自宅のペイズリーパークでのお宝的なレコーディング映像やライブ映像など全く無く、、彼の音楽もほぼ使用できず、プロミュージシャンのプリンスファンの作ったBGMがかかります。
彼の音楽やダンスの魅力を映画館で楽しみたいとか、プリンスって知っているけど、どんなパフォーマンスするの?みたいな事を期待してはいけない作品でした。
完全なファンムービーで一見さんお断りなドキュメンタリー映画です。 
うーむ!真面目か!!

追伸
映画館新宿シネマカリテではポスターやチラシのメインビジュアルのチューインガムを膨らますプリンスTシャツの販売、そしてプリンスの単行本書籍が多数販売しているのが大変嬉しかったです。

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