渋谷の映画館で見た。
男性が多くて時折笑い声が聞こえたが、私からしたら笑えるような場面ではなくてなんとなく萎えた。
彼氏と見にいったら価値観の違いで別れそう。
主人公の気持ちを答えなさいという問いに一つもピンと来たことがなかったけど、この映画なら分かると初めて思えて終始苦しかった。
見てよかったと思う。
元彼のズレた気の使い方が気分が悪くて、だけど側から見たらいい人なんだけど、その言語化できない居心地の悪さもすきだった。
血の通ったコミュニケーションと、通わないコミュニケーションの対比の感じとか、カナの気が向くときの表情とか、すごく好きだった。
誰にも感想を語りたくないし、この感想に共感もされたくないみたいな映画だった。