ぶっちゃけよくわからなかったけど雰囲気自体は好き。
途中で主人公がスマホで動物の映像を見ているし最後にもその映像が流れるのでおそらく、そういった動物を映すように本作も淡々と人間を動物のように描いたということなのではないかと解釈した。
謎のピンクの部屋が出てきたりと、正直よくわからない描写もあったが作中全体が一種の箱庭療法的な空間なのかもしれない(構造自体はわからんけどそういう構造を意図しているのかなと思った)。
不思議な魅力のある映画で決して傑作とは言えないが妙に癖になる何かがあるような気がするし、ないような気もする。