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トランスフォーマー/ONEのごはんのレビュー・感想・評価

トランスフォーマー/ONE(2024年製作の映画)
4.5
あまり期待していなかったのだけど、思いのほか楽しく見れた作品
期待してない割にはIMAXの3Dで堪能。

実写トランスフォーマーシリーズは前作見ているけど、ポスタービジュアルみる限りなんかロボたちあっさり(始まりの物語だからそりゃそうなんだけど)してて、トランスフォーマーはあのゴテゴテしてるのがカッコよくて好きなんだけどなぁーと思っていたのだけど、これまでのシリーズでは描かれなかった、サイバトロン星が舞台の話はそれはそれで面白かった。
映像的には4DXでみてもかなりアトラクションある映像もあるので楽しめそう!


「前半はほぼトランスフォームなし!」
トランスフォーマーといえばトランスフォームでしょ!と思うが、ほぼトランスフォームなし!
そんなトランスフォームできないロボたちは言ってしまえば低階級の労働者として働く生活が描かれる。
炭鉱で働くような感じで危険はあるけど、意外とみんな活気はある感じで疲労し切ってるかんじではないのが印象的。
そして、オライオンパックス(のちのオプティマスプライム)はやんちゃなやつだったのが意外だった、もっと頭の硬いやつかと思ってたよ。
そして親友でもあるD-16(のちのメガトロン)のほうがどちらかといえば真面目だったんだね。

「なんかレース始まったぞ!」
気がつけば恐らくサイバトロン星で人気なのであろうレース大会が開催され、オライオンパックスに巻き込まれD-16の2体はレースへ!
なんとなく「スターウォーズEP1」のポッドレースや「レディプレイヤー1」のレースシーンを思い出すような感じでとても楽しかった。
後に列車に乗って〜のシーンと合わせてどちらも4DXでアトラクション的に楽しみたいシーンだった。

「D-16が…」
サイバトロン星の真実を知ると同時にトランスフォーム能力を得る面々。
それと同時にD-16が闇落ちしていく…
もちろんシリーズ見ていればD-16が敵になることはわかっているので、衝撃的展開ではなく「スターウォーズEP3」でダースベイダーが誕生したような、知ってたけど、あぁそうか…と言う気持ちと来たぞ!という気持ちだった。
ただ結構いきなり闇落ち方向に思想が向くなぁと言う印象も強かった。
ハンドル握ると性格変わるじゃないけど、トランスフォームという力を得たことで性格が変わってしまった感じが強かった…
まぁ真面目っぽいし、その反動ってやつかな?

「トランスフォーム!」
んで、本作トランスフォームって言っても人間社会の乗り物になるわけではないので、どんなメカになるんだろーと思っていたけど、
運転席なしの乗り物?になるのね。
でもオプティマスプライムはなんとなく、トレーラー車っぽい形になってたり、あーそれっぽいなにかはなんか興味深かった。
後々トレーラーになりそうとかそう言うの込みでデザインしたんだろうけど、なかなか大変だったろうなぁ
オライオンパックスに関しては2度形態が変わりだいぶゴツくなるのが良かった。
レース後会わねぇなぁって仕事の同僚、久々に合ったらあんなデカくなってたら驚くだろうなぁ

「こうして物語始まったわけかー」
なんでオプティマスプライムとメガトロンはいつも戦ってるのよーってのに一応充分な説明になる作品だった。
このシリーズはこれまでの実写とは別モノになるのかな??
前日譚だから間の話はどうにでもなりそうだけど…
トランスフォーマーシリーズだとビースト覚醒ではハズブロ絡みでGIジョーなんかもの出てきたけど…トランスフォーマーシリーズどうなっていくんだろー


「総括」
実写トランスフォーマーシリーズに見慣れていると、現実世界に巨大なロボがいるリアリティ感や爆発の迫力なんかは劣る気がした。
本作は3Dアニメ作品として見る気持ちでいる方が変にハードル高くなくて良いかなと。
ただアトラクション的にとても楽しめるシーンなんかも多いし、サイバトロン星の生活感?的なのが見られるのもなかなか新鮮味があった。
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