2018.12.8
自宅TVにて鑑賞
原恵一監督、そしてシンエイ動画にとっても初のオリジナル劇場作品。
水のCGが綺麗で印象的。
画面の印象としては本当に骨太の丁寧につくられた作品であるという印象。登場人物の表情による緻密な心情描写も光っているが、悪く言えば変哲が無い。
カット割のタイミングは抜群のものがあると感じた。観ていて本当に気持ちいい。
脚本は無難で何とも言えない。監督本人が携帯電話も持たないほどにクラシカルな人らしく、携帯電話の普及で誰もがメディアと化した現状を馬鹿馬鹿しく描写するシーンが多い。言いたい事には共感するが、深みが無いのも事実。
とりあえず次のカラフルを観てみます。