完全自己満足でお送りする不定期企画『レビュー0件映画を鑑賞してみた』
　これはFilmarks内で未だレビュー投稿のない作品をあえて鑑賞し、レビューを書いてみようじゃないかという、無謀かつ誰得な企画です。

　とりあえずのルールとして、Markされていても、レビュー欄が空欄だったり、あったとしても「記録」や「過去鑑賞」のような、レビューとは言い難い内容の書き込みもレビュー無しとみなします。

　さて、今回鑑賞した作品は……
　『ヘリコップ』　DVD（レンタル落ち）で鑑賞。
　1998年　アメリカ、ドイツ、イギリス　　アクション　　先客1名様

　「俺、この護送の任務が終わったら結婚するんだ……」

　とあるヘリコプターの超電磁砲

　ロシアンマフィアの大物、ニコライを乗せた護送車が突如、謎の装甲車に襲撃され、ニコライと、彼の連行のために同乗していた警察官ティモが連れ去られてしまう。
　やがてニコライとティモは、待機していたヘリコプターに乗せられ、そのまま空へと飛び立つ。そして、ティモの恋人であり特別犯罪捜査官のジェニファーの目の前で、ティモは空中から突き落とされて死んでしまう。
　恋人の復讐を果たしたいジェニファーは、特殊警察が極秘に開発していた最新鋭の戦闘ヘリを知り、開発チームと協力して、逃亡したニコライを追い詰めようとするが、どうやら警察内部に密告者がいるらしいことが分かり……。

　構想3年、3ヵ国共同出資、製作日数2年のアクション映画……って、それってすごいのか?

　まあとにかく、スカイバトルアクションと言えば戦闘機のイメージがあったので、ヘリコプターが主役というのは珍しいなと思って鑑賞……シアノだけど、肝心のアクションシーンがほとんどねぇ!!
　ボディは完全防弾使用、最高時速は600キロ、プロペラ音もほぼ無音、最新追撃レーザーシステムと45ミリ口径マシンガンを搭載し、更には電磁波動砲装備という、もうゴッチャゴチャのヘリコプターなのに、その性能のほとんどを使わないという。
　時速600キロ出せるはずなのに、普通のヘリコプターに追いつけないし、結構プロペラ音聞こえる（笑）。
　一番活躍したのが超電磁波動砲なんだけど、相手を破壊するのではなく、電子機器を狂わせるためのウェポンなので、実に地味。

　実は、警察内部の裏切り者をあぶりだす中盤の展開のほうが長くて面白いという。

　ちなみに、本作の舞台はドイツで、俳優もドイツ人でセリフもドイツ語で喋っているはずなんだけど、なぜか英語に吹き替えられてた。

　どうでもいいけど、ティモ、何だその婚約指輪は!?　駄菓子屋で買ったのか?

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