そういえば昔観た映画は今みたいにクリアで鮮明な映像ではなくフィルム独特のザラっとした質感の映像だったな。別に懐古趣味でそれがいいというわけではなく最近の鮮明な映画も好きだけどこの映画に関して言えばモノクロならではの重い質感の映像が良かった。
もともと「ゴジラ-1.0」を満点にて「シン・ゴジラ」には辛口の評価をしたわけだけどモノクロバージョンでは「ゴジラ-1.0」は評価が下がって逆に「シン・ゴジラ」は評価があがりました。
うまく言えないけれど「シン・ゴジラ」はモノクロの方が似合っていた気がする。
映画の半分くらいが会議室や官邸の室内という変な怪獣映画もモノクロになるとなぜか重厚感が増した気がする。
あと「シン・ゴジラ」ではゴジラ自体にもともと色彩が少なかったのでモノクロになっても違和感を感じなかった。
でもモノクロになっても石原さとみの違和感は感じたけどね。