サーフ

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦のサーフのレビュー・感想・評価

4.7
主人公のチャンは黒社会の組織に目をつけられたがために九龍城砦に逃げ込むことになる。
そこで様々な人と出会い絆を深めていったチャンだったが、彼に目をつけていた組織が九龍城砦に乗り込んでくる事になる…というお話。

見終わってまず思ったのが「物凄い映画を見た」という事。アクション映画としての面白さは勿論だけど、主人公を含め登場するキャラはどれも魅力的に描かれてる。

主人公チャンが次第に周りの人間と絆を深めていき、ある種疑似家族を築いていく中で彼と彼に復讐を誓う人間による因縁に機縁する皮肉な関係性は単なるアクション映画に止まらずキャラクターにしっかり血を通わせていると感じられる。バイオレンスを強く感じる作品だけど同時に”青春”も仄かに存在してる。

アクションシーンはどのシーンも本当に凄まじく、終盤ではずっとあり得ないスピード感でバトルが繰り広げられていて、正直見ていて脳のキャパ超えそうになる。「凄いのは充分わかったから、一旦落ち着かせて欲しい!」と見ていて思った。

どのキャラも良いけど、個人的には敵対する組織の最強バーサーカーが一番インパクト強かった。気功万能説。

劇中、吉川晃司の「モニカ」をキャラが中国語で歌ってたけど、モニカ向こうでそんなに人気なの…?
サーフ

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