香港へ密入国してきた主人公が九龍城砦に紛れ込んだところから話ははじまる
城砦に住む人たちのやさしさ、温かさに触れていく中で、自分の居場所にしたいと思う
護りたいものができた人間ってとにかく強い。
分かりやすい友情や兄弟の話ではあるけれど、年長者が次世代にも簡単には負けず劣らず、しっかりと強いところが好感しかない。
王九さんが強すぎて、こんなのどうやって勝つんだ?!と思いましたがなるほど…!
4人の関係も衝撃の事実によって破綻するかと思いきや、しっかりと友情が存在しているので胸が熱くなるし、何度見ても龍兄貴が扉を閉めるシーンはうるうる
見終わってから硬直!を合言葉みたいに使っている日々
王道少年漫画みたいな分かりやすい熱さありつつ、公式が小出しにしてくる情報に心が揺れ動いてばかり
もう何回か行きたいところです
変わっていく街並みだけど
変わらないものもあるはず。
壊れそうでなんとかぎりぎり保っている九龍城砦自体がそこに住んでいる人たちみたいで
圧巻すぎる建物が壊されていく様は切ないけれど芸術的でもあって惚れ惚れする
2025/3/24