このレビューはネタバレを含みます
たまたま監督登壇回に居合わせることができた。
ほぼ前情報無しで見たから、妙にリアルな描写が多くてフィクションかノンフィクションなのかも分からなかった。けどそんな謎が解けて、この映画の背景とこの先の希望が見えたトークショーだった。
我が道をゆく満月と、うまく周囲に馴染めない吃音症のあきちゃん。
同じ環境でも見える世界はこんなにも違っていて、「世界」のパートではそのコントラストに少し辛くなってしまう。
最後のシーン、あきちゃんの生活と並行して進むゆうみの生活が重なって、少しだけ光が見える。悩むこと、やめたいと思うこと、死にたいと思うこと、この先何回もあるかもしれないけど、笑顔で生きていて欲しいと思った。
はやく「刻」が見たい!