ファン・フェン監督のアンジェラ・マオ主演映画では無く
実質ジョージ・レーゼンビーのアクション映画

ストーリーはグダグダだし無駄なエロシーンが多いし
ほぼジョージ・レーゼンビーが出ずっぱりでアンジェラ・マオと合流するのがラスト近くという有様
レーゼンビーも頑張ってるアクションはしてくれるんだけどイマイチ迫力不足、サモハン戦は良かったけども

この映画の唯一の見所はクライマックスのアンジェラ・マオとウォン・インシックの死闘！

何回もこの2人で闘ってるけど今回は延々とお互い鋭い蹴りを打ち合うし中々の長尺を闘ってくれます

よっぽどのカンフージャンキー以外にはオススメ出来ないけど
クライマックスの死闘は必見でした！

アンジェラマオ&ジョージレーゼンビーというまさかのタッグが見られる一本
007の彼が何故香港映画に？！と思う方もいるかもしれないけど実は彼は死亡遊戯に出演予定だったが李小龍が急死したためその出演が無くなった。しかし彼はお金がなかった為違うGHの香港映画に出ることになったそうな……(本作の他にジミーさんのスカイハイに出てる

でストーリーはというと下手笑
過程は違うものの同じ標的を狙うことになったアンジェラマオとジョージレーゼンビーが協力して媚薬を作り世界にばらまく悪党を倒すというお話なんだけどまぁ正直言うとしょーもないシーンが多い！
ジョージレーゼンビーのアクションは全編に渡ってあるもののアンジェラマオのアクションは後半にならないと全然見られない為ジョージレーゼンビーのアクションが見られないものであるとは言わないもののやはりキレのあるアンジェラマオのアクションが見られないので退屈に思えてしまう
更にそれに加えて媚薬をテーマにしたものなのでおっぱいポロリが多く眼福とはいえ(←)やりすぎでテンポを悪くしているように感じる
あとティンペイをこの題材(媚薬で中毒死する人も出ると劇中で説明されている)で悪女的なキャラで出すのは可愛そうだなぁなんて思ったり


そんでアクション
後半にならないと見られないとはいえやはりアンジェラマオの蹴り技はキレキレで見応え抜群！
特にラストの黄仁植との一騎打ちは必見
ジョージレーゼンビーも思ったより動けていたのでそこまで退屈せずに見ることが出来た
それとちょっとしたカーチェイスもあっまのには驚いた
それにしてもそれにしてもアンジェラマオ、黄仁植、洪金寶と初期GH作品は層が薄いなぁなんて思ったり笑(他の映画でも結構共演してる
あと絡み役などで元彪や曾志偉などが確認できるのでそれを見つけるのも楽しいかもしれない


ファン以外にはあまりオススメできない一本ではあるもののラストのアンジェラマオvs黄仁植のバトルは見応え抜群でオススメ！

10年ほど前にDVDで鑑賞。長い間観たいと思っていた一本だった。
お世辞にも出来のいい映画ではないが、アンジェラ・マオのアクションはたっぷり楽しめるし、悪のセックス教団という設定は時代を先取りしているかも。
ジョージ・レイゼンビーはアクション面ではアンジェラとは比較にならない省エネぶりではあるが、どこか憎めない。さすが鉄金剛！
端役でユン・ピョウが出ていた