高橋文哉演じる宅配便の配達員が、担当するマンションに、小説投稿サイトで推している小説の作者が住んでいることを知る。
だが同じマンションの住人の染谷将太が、彼女をストーキングしているのではないかと疑い、彼女を守るため行動を起こす。
TVドラマ「ブラッシュアップライフ」の演出家、水野格が監督・脚本を手掛けたオリジナル。
なるほど、これもトリッキーで面白い。
話の展開は二転三転、着地点は最後まで読めなかった。
はたして、消えたのは誰なのか。
とりあえず、何を書いてもネタバレになってしまう作品なので、これ以上は何の情報も入れないで鑑賞した方がいい。
まあ二度三度と観る映画じゃないかも知れないが、よく出来た推理小説の様に、騙されるカタルシスに浸れる作品だと思う。
ラノベの転生ものの氾濫を、ここまで上手くイジった作品もないだろうな。
