台湾製スーパーマリオネーション映画。
台湾の伝統芸をベースにした作品らしいので、昔NHKでやってた人形劇のような、ノンビリしたノリなのかな？と思っていたのですが、なかなか激しい作品でビックリしました。

人形の操演は、ストップモーションの人形アニメのような緻密さは無い代わりに、ライブアクションらしいワイルドさがありますね。それに、めまぐるしく変わるカット、全編にちりばめられたCGなどが加わって、異様に気合の入った画面構成になってます。
主題歌もかなりカッコ良くて、気分を盛り上げてくれます。

が、話が分かりにくかったり（後から考えると簡単なストーリーなんですが）、敵味方入り乱れすぎて何が起きてるのか分からなくなったり、伝統に則って全人物の声を一人で当ててるせいで、ヒロインの声がピングーのママそっくりだったりするのがちょっと残念でした。

風雲・ストームライダースとか好きな方なら、押さえておいてもいいんじゃないでしょうか…程度にオススメ。
(2002/3/24 @新宿シネマスクエアとうきゅう)

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TV人形劇『サンダーボルトファンタジー』で知った布袋劇を調べていたら、この映画が公開されていたのを思い出しました。
当時観に行ったのか記憶が曖昧だったのですが、鑑賞メモ↑を発見。
内容はすっかり忘れてしまったので、点数は保留。機会があればまた観たいです。

人形劇とは思えぬキレッキレのアクションを見ることができる台湾の映画
続き物らしいので設定はとっつきにくいが、王道のストーリーとハイテンポな展開、美麗なセットで魅せてくる
流血あり、欠損あり、バラバラありの血肉躍る人形劇なんてこれしかないんじゃないかな

好きなんです。
これ。

人形劇なのに、アクションスゴくて、人形投げちゃってるんじゃないのと思うほど激しい。
それ以上に、字幕は全て一人で声を当てているというから驚き。

アクションスゴくて、字幕追ってだと疲れるから、吹替で観る方が楽なんですけどね。

台湾に旅行した時、このキャラクターのカップ麺があったので、興奮MAXになりました。

惜しむらくは映画としてこの続編がないこと。