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ボレロ 永遠の旋律のmokaのレビュー・感想・評価

ボレロ 永遠の旋律(2024年製作の映画)
3.9
いい意味でサラッとしていた。物語というより、イメージビデオのような感じ。悲壮感はほとんどない。
画面の暗ぼったさ、引きの画の美しさ、場面転換の間、台詞の言い回しとテンポ……それら全てが絵画を切り取ったような、鑑賞者を意識したような非現実的な様相だった。

劇中流される音楽のほとんどが、劇中に実際に流されている音楽なのが良かった。
多くを説明しないのはフランス映画あるあるでしょうか。

この時代の服装やインテリアが目に楽しい。
ところで、あんなに放置されてたピアノからちゃんと音が出ることあるかな。調律されていないのでは?
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