ハレルヤ

フロム・ダスク・ティル・ドーンのハレルヤのレビュー・感想・評価

3.8
強盗殺人犯のセスとリチャード兄弟。牧師一家を人質にしてメキシコへの国境越えを成功させる。あるバーで仲間を待っていたら想像を絶する事態に巻き込まれるバイオレンスアクション。

かなり久しぶりに鑑賞。当時もメチャクチャぶっ飛んだ映画という印象がありましたが、今改めて見るとやはりぶっ飛んでるというのが最初に来ますね。笑

前半は凶悪犯2人の逃避行。ロードムービーのような作品と思わせて、後半のバーからは吸血鬼たちとの血まみれバトル。

悪だけどあんまり悪に見えないジョージ・クルーニーとド変態の悪人らしさが全開のタランティーノが兄弟役。彼らと行動を共にする羽目になった牧師役にはハーヴェイ・カイテル。その娘のケイト役にはジュリエット・ルイス。彼女の配役は昔見た時全然知らなかったので新たな発見でした。

当時28歳のロバート・ロドリゲス監督と脚本はタランティーノ。イメージそのまんまの作品。銃にショットガン、手作りの武器などでヴァンパイアたちを蹴散らしまくるアクションはB級映画らしくもスッキリするもの。タランティーノの映画が好きで過度な期待をしなければ楽しめる作品でしょう。
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