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Simona Kossak(原題)
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『Simona Kossak(原題)』に投稿された感想・評価

3.0
【世界遺産ビャウォヴィエジャ森林保護区関連の映画】
ポーランド旅行の帰りの飛行機で、世界遺産ビャウォヴィエジャ森林保護区にまつわる映画があったので観てみた。ビャウォヴィエジャ森林保護区といえばポーランドとベラルーシにまたがる自然遺産であり、ヨーロッパ最大の森林地帯として知られている。1921年に乱獲によってヨーロッパバイソンが絶滅したものの、ドイツとスウェーデンに飼育されていた個体を繁殖させることで復活させた歴史がある。今回、鑑賞した『Simona Kossak』はビャウォヴィエジャの森林に小屋を建て、自然に影響を与えないような形で30年以上研究してきた女性の生物学者の伝記映画となっている。映画自体は可もなく不可もないオーソドックスなものではあったが、なかなか知ることのできない自然遺産を巡る背景を知ることができた一本となった。

クラクフの芸術一族の中で生まれたシモーナ・コサックはヤギェウォ大学で生物学を収めると、ビャウォヴィエジャの森へ渡る。大学は男性優位な社会であり抑圧されているものの、彼女はそれを跳ね除ける行動力で森に小屋を建てて観察するようにした。そこに伐採業者の魔の手が迫る。ビャウォヴィエジャの森には樹齢300年を超す樹木があり、森の生態系を支えるものとなっているのだが、伐採業者がどんどんと木を切り倒していくのである。味方だと思っていた指導教官であるバトゥラも業者の息がかかっており、伐採を正当化するようシモーナを誘導していく中、彼女は研究を続け闘うこととなる。

本作は伝記映画的仰々しい展開は押さえられており、自然とシモーナとの対話と政治関係による葛藤が中心となっている。それ故に、物語としては退屈なものがあった。しかしながら、世界遺産検定で取り上げられていたヨーロッパバイソン再繁殖の話以外にも森の保護を巡る対立があったことを学べてよかった。