このレビューはネタバレを含みます
これは良かったですよ…!
時折シビアさを出しつつも基本的に青春活劇の面が強いガッチャード。今回はもう一つの未来を通してシビアな部分を描き切っている。
デイブレイク宝太郎(芸名みたい…)の過去回想はかなりショッキング。ドカドカ人が死んでる。
それを演じるDAIGO。ウルトラの時も悲鳴が良かったが今回は叫ばずとも悲痛さを良く表現できていたと思う。あと変身にウィッシュ入れて後々入れないバージョンでやったのも意味あって良かった。後思い出すとこ!あそこも良かった!
ただ、一点だけお前に何がわかるんだ!からのりんね説得→すぐ納得。あんなにりんねを行かせまいとしていたのにいくらりんねからとはいえ少し物分かりが良すぎるとは感じた。
敵幹部の死体再利用は中々キテいる。それでいてやってることも中々悪趣味でTHE敵と言った感じでありがたい。
後はやっぱりシークレットゲストのディケイドこと門矢士!先日悪名高いジオディケの旅の終わりで演じ切ったと役者が言っていたのを見ていたため、かなり驚いた!
あのピントが変な写真をしっかり撮って、それを渡して新しいカード(ケミーカードではなくカメンライドカードって点が熱い!)にするってのが所謂解釈一致で非常に嬉しかった!…ってか生きとったんかい!またどこかでふらっと会えたりするのかもしれない…
後先輩ズの戦いもTV本編で是非見たい!
決着はミラクルライト方式採用のジャンボライダーキック。王道!
そして何より宝太郎とりんねの関係!今と未来それぞれ違っているが、受け継がれるものもあって非常にこう…いいね…!恋愛のこう良いとこがギュッと詰まっていて素敵…!
総じて個人ライダー映画でトップのオーヴァークォーツァーの次につくレベル(単純な話の内容だけで言ったら並ぶ)非常に良い映画でした!