妻を亡くした男の絶望した現在と多幸感いっぱいの過去。
前半の佐野の荒んだ心情や行動、宮田のスピり具合等の不可解さが後半パートの過去を描く事で最後にスッと理解できた。
凪との運命的な出会いからのとてもエモーショナルなひと時。
おそらく佐野にとってあの1日ちょいの時間は何よりも大切な時間だったのだろう。
その凪を失った事により2人の象徴的である赤い帽子を追い求めた。
大切な人がいなくなっても佐野の人生は続くし、アンも凪の死を知らぬままあの赤い帽子を被り続けるという事が今を生きている感じがして良かった。
深夜のカップヌードル食べたい。
やっぱり山本奈衣瑠さんのお芝居好きだなぁ。キラキラな時も動揺している時も見ていて楽しい。
