実質今年の1位映画。
映像も語り口も演技も演出も、全てが美しく無駄がない。
まるで北野武監督作品を見ているのような堂々たる傑作だった。
主人公が囚われる感情の強さが物語が進むにつれて、あまりにも自…
パット見そういう意見を見ないけど偶然と必然ということを考えるな。そして死の雰囲気が常に漂っている、誰か/何かが必ず終わりに向かっている。物や人を失くすことは偶然のことも多いけど、終わりを迎えるという…
>>続きを読む全く情報を入れずに見たので、かなり序盤でタイトルの回収があって、思わず「そっち?」って声が出たが、中盤で本来の意味での言及があって安心した。
脚本や演出が非常に巧みで、うならされる部分がかなり多か…
すごくグッとくるシーンがたくさんあってよかったけど、途中から「映画が上手い!」という感覚に捕らわれてしまい、あと他にもいくつか釈然としない点があり、少し気が逸れた。「〇〇が上手い」という (少し皮肉…
>>続きを読む面白い、、、喪失からの再生を描かずに、喪失したまま終わるのにカラッとした気持ちよさが残る。
人間と出会ってその人間を知っていく時の自然な順番だと感じた。映画は大抵その人と仲良い状態でしか知り得ないこ…
スーパーハッピーフォーエバー!
なんてパワーワード!
なのに、とてもハッピーとは無縁のような佐野のふるまい。
恋の始まり、運命の出会いの証のように大事だった赤い帽子。
でも5年間の間にあのホテルに2…
過去はあれど佐野の投げやりな態度には共感できない始まり。
何にしても携帯を海に投げないと思う、タクシーの座席蹴りは犯罪だ。
宮田の助言はキツイ、でも正しい方向なので。
喪失感から赤い帽子を探す気持ち…
©2024 NOBO/MLD Films/Incline/High Endz