友二朗

ホビット 決戦のゆくえの友二朗のレビュー・感想・評価

ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)
4.1
「これが愛なら愛など要らない
 何故こんなにも辛いの?」

言葉は要らない。ただ静かに皆の姿を思い出す。伝説の終わりと、新たなる伝説の幕開け。

ありがとうこんな、こんな映画を世に紡いでくれて。ありがとう、愛と喪失の英雄達。

バルドの諌言が現実になってしまって複雑。言うたら故郷取り戻すって完全な私情のために他人の故郷を奪わんとしている。しかも金で説得させて。バルド結構可哀想。ほんでめちゃくちゃするやんスマウグ。人死にすぎやろ。これ王座取り戻しても和解するの無理やで。「軽くしないと」「その通りだ」金を残して部下を捨てる、良いシーンだ。まじでスマウグやりすぎやりすぎ。動き出してないドワーフ達。「哀れじゃ」ちゃうねん。バルドの勇士かっこいいなあ。鱗がチートすぎる。息子おおおお。黒い矢届けた息子の泣きそうな表情よ。息子で固定、すんごい父親やな笑。子孫で敵討ち。く、黒い矢一本で、死んだ..。ドワーフ達かなりひどいでこれ。まあほっといても悪い奴ら来るからあれなんやけど、人間はその事情知らんしなあ。せめて町にいるドワーフも勇敢に行ってたら。レゴラス...。切ないよ〜。キーリ。母との約束の石を。タウリエル泣くの我慢する演技うますぎ。バルド生きてた!統領達が落ちぶれたのは気持ちいいカタルシス。やっぱここまで悪者を悪く映すの良いよね。バルドが竜を殺した英雄へ。トーリン闇堕ちか。「見つけるまで休むな!」まじか。スマウグの思惑がそのままに。これは悩むよねビルボ。バーリンに一旦相談がいいんじゃないかな。確かに金は貰えそうやけど、犠牲が多すぎたな。レゴラスとバルドがなんか対等っぽいのめちゃ好き。今までレゴラスめちゃ見下してたんに。アゾグの左手が邪悪すぎる笑笑。タウリエルが追放に。「父上に伝えよ、タウリエルが戻らぬなら私も戻らない」「父といえど心は支配できない」「北へ行く。来るか?」かっこえええ。レゴラス様にガチ恋。が、が、が、ガラドリエル様。ガラドリエル様!!!!なにそれ、光の炸裂。あかんここから進まん。ずっと10秒戻すしてる。ガラドリエル様あああ。おお9人の影の王。「光は一つではない」からのM字ハゲ&サルマン!おおーあっつ。アクションがすごすぎるーー!!もうクライマックスやんここ。見たかったもの全部見せてくれる。サルマンつっっよ。こいつ敵になったんそりゃヤバいわrotr。ガラドリエル様かわちい。えチューした。いいな。僕もしてください。までも俺ガンダルフに勝てるとこないもんな。えガラドリエル様なんで弱ってるん。ダークソウル見てるみたい。9人の影並ぶんかっこいいな。迫ってくるCGなんかおもろ。え見た目ホラーすぎるガラドリエル様。ええつよ。まじでここ一連、誰も知らぬ地上最強達の頂上決戦すぎて好き。サルマン、こいつあかんわ。ここであかんくなったんや。やっぱこんだけ金あると良くないな。戦の引き金すぎるわ。トーリンうざ。大声すな。トーリンだる。バーリンからしたらトーリンの心の強さを信じ続けてここまで来たのに、それなのにこれって、めちゃ辛いな。ビヨルンの庭で拾ったドングリ、癒し。トーリンの表情演技まじで上手いな。目の虚ろ加減も温かさも。えもちろん招き入れるよね人間を、トーリンお前、拒んだらシバき回すぞ。なんだかんだアルフリドを腰巾着にしてあげるバルド。えええトーリンバリケード張ってるやん、カスやん。まじかよトーリン。こいつもうアカンわ。バルド自分も食べ飲みも寝るのもしてないんやろな。すご過ぎるバルド。エルフ軍かっこえ。甲冑素晴らしいわ。スランドゥイル来た、あの時来なかったのに。スマウグに怯え過ぎやろ。でも食料持ってきたん偉いわ。いや宝かーーーーーい。ボケカスタコやんスランドゥイル。だからバリケードか、お前らなんしてんねんまじで。終わってるぞリーダーたち。バルドだけやわ話できるの。おーいまず謝れよトーリン。バルドが来たんやぞ。「武力で脅す相手と取引する気はない」はい?バルド正当性しかないぞ、町なくなったんやで。正気かおっさん。一作目最後の「私が間違っていた、許してくれ」では済まんぞタコ。戦を避けたいだけ、町を再建したいだけ、子らを守りたいだけ。これオーク達が来たら共通敵になるんかもしれんけど、それで解決しても俺は納得せんよ。スランドゥイルの剣かっこええ。主人公がバルドへ。城のドワーフ甲冑もええデザインや。ミスリル貰った。「贈り物だ、友情の証に」アーケン石。皆の名誉より財宝を選ぶトーリン(タコ)。病や呪いにしてもこれは酷い。レゴラスとタウリエル頑張りまくり。偉い。「母が死んだ、父は何も語らぬ、墓もない、想い出も、何も」。ボロボロガンダルフ。それどころではない展開。戦うべき相手を間違える愚か者たち。おおゴンドール。敵多すぎ多すぎ笑笑。笑うわ。多すぎやろ。「14分の1の分け前です」ビルボまじで映画史において一番好きな主人公かも。本当にビルボの映画すぎる。ほんとにいいやつ。最初家めちゃくちゃにされたんに、今ではここまで皆を想ってる。ビルボ愛してる、心から。エルフ&町民くっそ多いな。こんなん無理やろドワーフ。エルフの弓隊カッコよすぎる!!!なんじゃこの動き。ビルボおおおお!!おま、殺されるぞ。ビルボ勇者すぎ。反発する部下。ガンダルフ。部下達皆優しい。戦いなんかーい。んな、な、ドワーフの大軍、びっくりびっくり。泣きそうなトーリン。もうこの戦、止められぬ。トーリンに輪をかけた分からず屋なんかい。終わってる笑。「すまんがそこから、、消え失せろ!!」あほんまや、めっちゃ分からず屋やん。いやそうなんよな、エルフが結構悪質なんよな。あの過去は酷い。スランドゥイルがタコすぎ。エルフの集団行動イケメンすぎるやろ、誰か助けてけれ鼻血出る。ば、化けミミズ!?!?次から次に何!?オーク来たあああ。「エルフは、戦わないの?」スランドゥイルおまっ、おまえあかんわ!!「スランドゥイル!何故じゃ!!」ガンダルフ可哀想。せっかくここまで頑張ったのに誰も聞いてくれん。てか逆にドワーフの判断はや。エルフきた!かっこいい!ちゃんと高台から大局を見る、そして分断を図るアゾグ。賢いわ〜。トロルのガジェットこわ。頭から突進して失神した〜〜!馬鹿すぎる!可愛い。町に攻めるんアゾグまじで有能やわ最低やけど。バルドへの感情移入すごい。人間めっちゃ戦うやん。腰巾着クズやな〜。息子が立派な勇者である。バルドかっこえ。こんなパパ欲しい。パパがこんなカッコよかったら将来誰を好きになるんやろ娘たち。アラゴルンかサムかレゴラスくらいしかおらんど。最前線に立つバルド。え、スランドゥイルかっこえ。というか鹿がつよい。鹿が持ち上げたやつら一刀両断すんの映像よすぎ。こいつタコやけど。鹿はタコじゃない。え、鹿射られたんわけど、タコだけやん。ちゃんと戦うタコ(スランドゥイル)。アゾグその左手絶対痛いやろ。刺さってんでそれ。頭突きを信頼しすぎなダイン。湖の町民がまじでずっと可哀想。何人死んだんや。トーリンなんで出えへんの。ああ金か。「これほどの宝の山、命などとは代えられぬ」「元より我らの王、今は自分を見失っておられる」「出て行け、殺される前に」。「祖父とは違う」。1人で悩み、幻想を見るシーンええなあ。オーケンシールド、目を覚ましてくれオーケンシールド。ああ、ああ、オーケンシールド!トーリン・オーケンシールド!!!目よ。涙を溜めた目の演技よ。天晴れ。立ち上がる皆。やっと目を覚ましてくれた王。1人の部屋で覚ましてくれたの良いね。もちろん皆のおかげではあるけど。笛かっこえ、こんな大役、死んでもいいと思えるやろうな。「我らが王だ!!王に続け!!!」かっこえ。王やなあ。「あたしたちも戦おう、死ぬ気で行くよ!!」町民達も、ああこの映画そうか。血筋じゃないか、皆、俺でも勇者になれるか。そもそもトーリンがそうか。いい映画やなあ。トーリンとダインの抱擁シーン良し。なんかもふもふしてるのに乗るん可愛い。「最強の戦士達じゃ」ドワーリンまじでいいよね。レゴラスきたあああ!緑葉のレゴラス。敵頭よくね。謀るの上手い。エルフ兵の死を眺めるスランドゥイル。ここにきて失意するスランドゥイル。「許可は求めてないよ」ビルボありがとう、勇気をくれて。レゴラスかっこえ。家族のために全てを投げ打つバルド。アルフリドとの会話、アルフリドを許すバルドが素晴らしい。フィーリ!!!まじか、まじか。アゾグ許さん。罠にはめるための緻密さが凄いアゾグ。いや左手の剣全然使わんやんアゾグ笑笑。きました、むちゃくちゃなムーヴをするレゴラス。「キーリっ」の言い方が乙女すぎて演技ほんまに上手いタウリエル役の人。これを愛と呼ばずなんと呼ぶ。見ろスランドゥイル、これが愛だぞ。ああ血を流すエルフ兵を妻と重ねてるんかスランドゥイル、なるほど。いやーそうやんね、だって何もせんかったら長生きできるんですもんねエルフ、そりゃ王としては迷うな。いやむちゃくちゃやなレゴラス。身体能力がバグってる。キーリ&タウリエルパートええやん。え!!!キーリ....。まじか。せっかく王の葉で助かったりしたのに...。涙を一筋流すキーリ。泣いてキレるタウリエル。ボルグと自ら落ちる。弓矢がもう無いレゴラス。おもろ展開。これをさ、無言の息遣いと表情だけでやるんがほんまにええね。レゴラス笑、レゴラスむちゃくちゃや笑。不可能を可能にする男レゴラス。トーリンナイス!エルフを剣を投げるレゴラス。背中の剣の抜き方イケメンすぎレゴニキ。死体からギリ剣を抜くトーリン。あつあつ展開。落ちる石を歩く男レゴラス(無敵)。キャー!レゴラス様!勝ち方もお美しい。氷河の上でおもろバトル。ラダガストきた!わ、鷲つよ!熊とんできた笑。氷河を降りる、アゾグは重くて落ちる。なるほど!!そんなのあったか。流れてくアゾグじわ。え生きてた。寒さに強いのね。刺されて刺し返すトーリン。この間、鷲が来てからどこか上の空で無意識で動いているかのようなトーリン。これは王としてではなく戦士としての覚醒だと感じた。「良かった。友に見守られ旅立てる」「どこにも行かせない。生きるんだ」「表門ではひどいことをした。そなたのそが真の友だ。許してくれ、目が眩んでいたのだ。本当にすまない。危険な目に遭わせた」「皆と旅ができて嬉しかった。後悔はない。どんなホビットもできない冒険だ」「さらばだ、忍びの者よ。本が待ってるぞ、肘掛け椅子も、ドングリを植え....育つのを見ろ。皆がもっと...黄金よりも...家を愛すれば、世界はもっと楽しい場所になる」「ダメだよ、待って。トーリン、お願いだ」「トーリン、待って、行かないで」嗚咽するビルボ、悲しみに明け暮れるタウリエル。「森には戻れません」そしてrotrのレゴラスへ。ストライダー。「レゴラス、母はそなたを愛していた。命よりも」スランドゥイル!!てめえ、泣かすやん。ほんまに愛してたんやな妻を、この男は。「せめて埋葬を」「ああ」「これが愛なら愛など要らない。消し去って。お願いです。何故こんなにも辛いの?」「本物の愛だからだ」なんて台詞なんだろう。演技の様も感無量である。キっス。ガンダルフのパイプお掃除シーン。ビルボほんとに、よく頑張ったね。追悼の笛でっか。「トーリン・オーケンシールドは伝説として生きる」「皆にとって彼は伝説でも、僕にとっては、大切な......」。「近くを通りかかったら、お茶は4時、たっぷりある。いつでも大歓迎だ。ノックは要らないよ」。良いシーン&セリフ。どうやって再建するんやろこれ。トーリンどころか甥のフィーリとキーリまで居ない。トーリンは生きて、生きてちゃんと対話して償いをするべきだった。王として生きるべきだった。哀しい。「魔法の指輪を軽々しく使うな」ガンダルフ流石。「ワシはお前が大好きだ。だがこの広い世界では、ちっぽけな1人に過ぎん」ホビット庄のテーマまじで良いなあ。「死んだことになってる」酷い笑。1年1カ月も旅してたんや。「トーリン・オーケンシールド?」「僕の...友達だった」おじさんになるまでずっと。エンドロールも相変わらず素敵だ。

山の下の王 ここに在りき

強いて言えば、めちゃくちゃかっこいい檄を飛ばすシーンが欲しかった。フォアフロドに匹敵するような。

あとその後の政治体制を描かないのはズルいと思った。撮り逃げってゆうか。

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ビルボ・バギンズ
谷間の国デイル
はなれ山 エレボール ドワーフの王国
山の下の王スロール統治
山の精髄アーケン石
エルフの王スランドゥイル(助けない)
竜スマウグ(マーケン石奪う)
人間の町デイル(焼かれた)
ドワーリン バーリン
フィーリ&キーリ
オイン グローリン
ビフール ボフール ボンブール
ドーリ ノーリ オーリ
トーリン・オーケンシールド(王子)
青の山脈(ドワーフが復興した所)
古代王国モリア(オークに占拠されてた)
穢れの王アゾグ スライン(トーリンの父)
マートル(ポニー)
茶の魔法使いラダガスト(動物と話す)
ゴンドリンで作られた名剣(上のエルフの技)
ドル・グルドゥア(古の砦)
ネクロマンサー(蘇る) 魔狼(ワーグ)
イムラドリスの谷(裂け谷)(エルフの所)
リンディア(エルフ) エルロンド卿
ガラドリエル様(最高)
ホビット庄の境 ブリー村 踊る小馬亭
ビヨルン(デカ熊) 皮を変える者
ボルグ(屈強なオーク)
メレス・エンギリス(月の光の宴)
タウリエル(森のエルフ 女性 近衛隊長)
バルド(船出してくれた人)
デイルの領主ギリオン(大弓の人)
王の葉アセラス
グンダバド(霜降り山脈)(オークの根城)
ミスリル(白金の鎧)(ドワーフの宝)
くろがね山の王ダイン(トーリンの従兄弟)

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バイン、こっちを見ろ。俺を見ろ。
少し左に、そこだ。

自分で探しな、腰巾着のクズめ!

周りを見ろ!更に死人を増やしたいのか!!
冬が迫ってる。皆で生き延びるのだ。病人や弱者を労われ。立てる者はケガ人の面倒を。男どもは俺に続け!使える物を集める。
その後は?
....住処を探す。

良心は何処に?町民はあなた方を助けた。その見返りが町の破壊と死なのか?

ドワーフは頑固者で分からず屋だ。気難しい。疑い深く秘密主義。礼儀作法も知らない。だが勇敢で親切で忠実です。彼らが好きになった。だから救いたい。

外では皆が我らのために戦っている。隠れてはいられない!僕の血が許さない!!
無論だ、許すものか。我らはドゥリンの子孫。だから我々は決して敵に背を向けぬ。今更皆に命じる資格は私にはないが、ついて来てくれるか。今一度だけ。

目を覚ましなさい。逃げてはなりません、今度こそ。ドワーフが殺されます。
ああ死ぬであろう。今日か、明日かも、1年先かそれとも100年後か。だから何だ?限りある命。
王の命はより尊いと?愛のないその命が。貴方には愛の欠片さえ無い。
愛の何が分かる?愚か者め!若者への思いは本物の愛ではない。愛と言うなら死ぬ覚悟はあるか?
殺すなら私を先に殺せ!
友二朗

友二朗