私は浮気や不倫といった不貞モノが少し苦手なのですが、《おフランスは愛に奔放》というイメージを勝手に持っているせいか、この映画ではそんな倫理観について考えもせず、ただ楽しかったです (￣ε￣〃)ｂ
そもそもの少しフザけた雰囲気がそうさせたのかもしれませんが。。
お金持ちのパトロンを捕まえて玉の輿を狙うイレーヌと、ホテルのバーテンダーのジャンがある勘違いによって体を交わす。
ホテルの1室を勝手に使った事がバレて、バーテンをクビになったジャンはその後、イレーヌにお金を使い込まれたあげく一文無しになり、お金持ちの未亡人に拾われてヒモになる。(えぇ？笑)
イレーヌもジャンと浮気したことがパトロンにバレて捨てられるが、その後もめげずに新たなパトロンを見つけて、ジャンと未亡人が滞在するホテルにやってくる。
その間にジャンとイレーヌはだんだん心の距離を縮めていく…。
文字にすると全然面白くなさそう(笑)
この映画のよさを伝えるのは難しいですが、ちょっと変わったラブストーリーをお探しの方にはオススメ♪
この映画の魅力って、たぶんジャンの実は一途な《イレーヌへの想い》なんだと思います。
不器用な彼の愛が面白くて、つい応援しながら観てしまうんです。
そして冴えない風だったジャンが段々かっこよく見えてくる不思議(笑)
スーツをバリッと着こなすには自尊心が必要なんだな。
(でもヒモとしての自信つけられてもそれもヤダな(笑))
※それとは別に、バーテンダーって男性を一割増しにさせますよね♪
シェイカー振る姿も素敵でした(//∇//)
イレーヌを演じるのは「アメリ」でお馴染み、オドレイ・トトゥ。
細くてスラッとした足が美しい～！
羨ましい～！
彼女のキャラクターもなんだか憎めなくて、いい感じでした。
普通ならガツガツパトロン探してるような女は嫌いなんですけどねぇ。
水着姿の時に部屋を追い出されて、プールサイドで震えている姿とか惨めすぎて可哀想になっちゃいました。
ジャンの微笑みに惚れる作品☆
