マチェッティのバディパック

HAPPYENDのマチェッティのバディパックのレビュー・感想・評価

HAPPYEND(2024年製作の映画)
4.1
10年以内にあり得る日本の姿。
外国人の流入で治安が悪化している現状と同時に彼らの肩身の狭さも見事に描いている。
将来のために規則に従う生徒と自由を主張する生徒のすれ違い。政治と絡ませることで、思春期の鬱憤と未熟さが色濃く出ている。不良の美談になりそうなところでちゃんと日本人としての意見もビシッと入っていて、やっぱそうだよなと安心。

夏の卒業式はインターナショナルスクールだから?
レゲエシンガーのPUSHIMを久々に見るのがまさかスクリーンになるとは。初出演とは感じさせない演技だった。

2024年は邦画が豊作の年だと言われているが、本作も確実にそのうちに入る。