なぜ金をかけるとこういう感じになってしまうのだろうか。
“上”の者のやりたい放題＆無法地帯だったタワーで、共生を目指してルールを作ったpart１。まさに革命。
さてpart２。ルールを作れば、当然それを破る者と罰則、強権政治も出てくる。共生は幻想なのか？ルールは誰が運用し、どこまで厳格であるべきなのか？
私は大衆よりシステムを信じる者なので、そんな走り出しはまぁまぁ大好物だったのに、あれよあれよという間に物語は観念的というか厨ニ病的というか、要するにつまらない方向へ。part１のケツにウンコくらいの俗っぽさが大好きだったのになぁ。
低予算映画の気概を見せたらんかい！と思わないではいられない（前作が低予算だったのかは知らんが）。そう考えると、『SAW』とかは続編もそれなりに人気あってやっぱりスゲーなと思うのであります。
