今作も前田監督の美学がはっきりと色濃くスクリーンに溢れてた。
こちら側の想像力と理解力を試される時間軸とカット割。
音楽だって大胆にブチッと。
映像もきれいだったし琴子の写真が挿まれることでメリハリが生まれて善き。
不器用オブ不器用な人々が痛々しくもあり愛おしい。
最後はみんな幸せになって私も嬉しいよ…
それでもって主演が加藤雅也だしヒロイン大塚寧々なもんで、ぼれぇメジャー感。
前作同様、サントラも素晴らしい。広島のインディーズ界隈のレベルの高さ&それを自作にぶっ込む監督の彗眼、恐れ入ります。
やっぱりわたしは音楽映画が大好きだ!!!