猟奇的連続殺人犯を追う高部
殺人手法は全て同じ
首から胸元にかけてX字に
切り込みを入れられ殺害される
連続殺人犯らしき男は記憶が一切なく
会話もできないような不気味な男だった
その男はどうやって人を殺させたのか?
何故、記憶がないのか?間宮の真相に迫る
作中の不穏極まりない雰囲気の作り方や
不安を煽るような音楽、撮影場所の選び方が
秀逸で何気ないシーンでも
怖い、恐ろしいと感じる場面が多かった
あんなに古い病院あるんやな、ホラーすぎる
顔の見えない肖像画もゾクっとした
殺人犯間宮とか関わっていくうちに
刑事の高部が少しずつ変わっていく所に注目
細かいところに答えが隠され
それは実を結び真実となり現実化する
いい意味で日本らしからぬ映画
残酷でグロテスクで不気味
黒沢監督作品をもっとみたくなった