最後まで不気味でモヤッとしながら見ました。
役所広司が闇堕ちしていくのでは、、?とドキドキしつつも、
実際に周りの関わった人たちがほんまにあかん方向にいってしまって、
犯人の恐ろしさというか、自分は直接人を殺してないのに、人を操ってその人に殺さすという、
卑怯で恐ろしすぎるやり方でゾッとしました。
殺し方も変で残酷やけど、殺す側が狂っていく感じが見てて一番辛かったです。
本人はそんな意思ないのに気づけば殺してるあの感じが独特でした。
最後犯人が死んでから、役所広司がやけにふっきれて表情も明るくなってご飯も食べれて(ファミレスでの描写)
良い感じになったんかな?と少し期待してましたが、
役所広司と喋った店員さんが次は新たなターゲットになって物語が終わり、
うわ次は役所広司が伝道師になったんかよ、、と最悪のオチでしたが
それによって後味が更に強く残った面白い映画でした。
奥さんも最後しれっとXに切られて死んでたけど、
役所広司と喋ったあの医師がやったんかな?と考察しました。
催眠術ならまだわかるけど、何で喋っただけでああなってしまうのかが謎です。
役所広司は自分が次の伝道師になってることに自覚あるのか、それとも無自覚なのかそこも気になります。
ずっと胸糞悪いようなしんどい気持ちで見た映画でしたが面白かったです。