明石です

CURE キュアの明石ですのレビュー・感想・評価

CURE キュア(1997年製作の映画)
4.1
猟奇的な連続殺人事件が起こり、体に「×印」の付けられた死体が複数見つかる。犯人はサイコパスか、それとも精神異常者か…

これは傑作ですね!私がいままでに見た日本のサイコホラー(orサスペンス)映画の中で一番面白かった。

綺麗な女性が精神病院で「青髭」の朗読をするところから始まる。確か中世フランスで800人の子供を殺した殺人鬼のお話。冒頭から好き!と思った。

萩原聖人演じる犯人の男、あまりにも話が通じなすぎて最初笑ってまったけど、そこも含めて洗脳の一環だったのか、、と感心してしまった。このタイプの殺人鬼は今まで見たことなかったなあ。

日本では過去に他人のマインドコントロールして殺人を犯させるという事件が、尼崎や北九州で現実に起きていますが、この映画の洗脳は異質。どう異質なのかはネタバレになるので詳述できませんが「こんなのあり得るの?」とつい思ってしまうレベル。

あと萩原聖人ナチュラルにイケメンすぎる…声も超タイプだし。この人が殺人鬼の役を演じてる映画、他にもあればぜひ見たい。
明石です

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