人気ダンスグループがラジオ番組に出演、ファンから送られてきたカセットテープを再生すると、そこには呪いが込められていて、行方不明者が相次ぐことになる。歌がテーマだからなのか?ジェネレーションズを本人役で>>続きを読む
「ジャズシンガーは大勢いるけど、あなたの歌声には涙があるわ」
聖職者になるべく教育を受けていた男の子が、ジャズシンガーを目指して家出、名前を捨て、過去を捨てて夢を叶える物語。ハリウッドにおける記念す>>続きを読む
「どんな父親だって息子のヒーローでいたいものさ」
妻との関係が冷え、離婚の危機に陥り人生の帰路に立たされていた男が、銀行強盗に巻き込まれ、勇敢に立ち向かう中で人生を取り戻していく。YouTubeで発>>続きを読む
新居へ越してきて数ヶ月足らずで、「サユリ」の呪いによりほぼ全滅してしまった一家。残された息子が、なぜか覚醒した激ツヨお婆ちゃんの指示を仰ぎ「命を濃くして」幽霊に立ち向かう。連射される白ゲロ、役立たずな>>続きを読む
暗黒街に名を轟かせるボスの率いる強盗団に翻弄されながらも彼らを追い詰めていく警察の物語を、強盗のボスの視点から描いた古き良きフィルムノワール。円盤で入手したリチャード·フライシャー傑作選に入っていたの>>続きを読む
観ると呪われる映画とのことで、観てしまい呪われ死んだのであの世からレビューしてます。何故だろうあまり心に残るものではなかった、、多分、世界観の押しつけに感じてしまったのかな。語るに足るかの『アンダルシ>>続きを読む
「イヤな子ね。なんでも知ってて」
盗みを働き、不具者を襲っては金を奪うスラム街の子供たち。行為はエスカレートし、殺人に至ってしまう。根が悪人ではない年少の少年を、激しい良心の呵責が襲うことになる。ス>>続きを読む
自分を捨てた男が、別れた途端「ブローニュの森で出会った貴婦人」にひと目惚れしたという。別れた後も関係を維持したがり、さらにその「貴婦人」との仲を取り持ってほしいと都合の良いことを言い出す始末。女は男へ>>続きを読む
ヌーヴェルバーグ元年の1959年に連続して公開されたクロード·シャブロルの2本目の映画。邦題『いとこ同志』の”同志”が、「同志スターリン」の同志になっているところにモーレツに時代を感じるものの、物語と>>続きを読む
賢者の石→秘密の部屋→アズカバンの囚人の順に鑑賞していたところ、実は本作が三作目だと人に教わり、ああ!と思い観る。四作目までのなかでは、この作品が一番好きかもしれない。ドラゴンを倒したり人魚と争ったり>>続きを読む
たいへんに心愉しい映画でした。ディズニーって、こんなに面白かったっけ?ずいぶんと大人になって気づく。日本語で鑑賞したので今度オリジナルで観てみたい。
核戦争で荒廃した近未来のパリ。動物は死に絶え、「肉」にありつくには、人を殺して人肉を貪るほかなくなったその世界で、デリカテッセン(肉屋)に一階を占拠されたアパルトマンの住民たちの悲劇。監督は『アメリ』>>続きを読む
「お前の骨はガラスじゃない。人生に思いきりぶつかっていっても大丈夫だ」
『エイリアン4』でハリウッドの製作体制に疲弊し、フランスに帰ったジュネ監督が意図していたという「パリを舞台にしたちょっといい小>>続きを読む
ギャングの妻を列車で護送する任務を仰せつかった刑事が、悪党どもに囲まれて孤軍奮闘する。B級映画のヒットメーカー、リチャード·フライシャーによる古き良きフィルムノワール。完璧に無駄のないシナリオが魅力だ>>続きを読む
「世界最初の西部劇」ないしは「世界初の犯罪映画」として認知されている、S·ポーター監督による古典期のサイレント映画の傑作。疾走する列車の上のアクションや、罪のない乗客を無差別に射殺してしまう残虐(当時>>続きを読む
大雨によるアルプスの流水で街が洪水に。逃げるすべをなくした女の子が、ヒッチハイクをすると、乗り手の男の子と恋愛関係が始まってしまう。トリュフォーが実際の洪水の現場に赴いて撮影、ボツにした映像を、ゴダー>>続きを読む
ゴダールが監督、ロメールが脚本で企画されるも、完成した脚本にゴダールが無断で手を加えたことでロメールが激おこヒューマンになって以後別の作品を作るようになった(そして両者ともに成功した)というなんだかヌ>>続きを読む
「なぜ映画なんかに出たがるんだ?スクリーンに映る嘘の世界だ。馬鹿ばかしい。小説や絵画ならいいが、映画はよせ」。ゴダール最初期の短編映画。ジャン·コクトーの一幕劇を元にしており、開巻と同時に(おそらくは>>続きを読む
「結婚して以来、すべての女性が美しく見えるんだ」
結婚を絶え間ない束縛と感じ、逃げ出したいと願う男。「安らかな幸福」が永遠に続くことが我慢ならなない。妻への愛はほかの女性を輝かせ、空想のなかで無数の>>続きを読む
ミサの最中に見かけた若いカトリック美女に一目惚れした中年男が、街で彼女に声をかけ、その恋路へと突き進むかに思えたとき、同世代の、それもたいへん魅力的な女性(モード)の家で「一夜」を過ごすことになる。エ>>続きを読む
小津の映画を「わかる」ことが大人になることだとよくわからぬことを言った人がかつてありましたが、わたしはルノワールをわかるほど大人になっていないのかもしれないと思った。不穏さを孕んだ美しい映像を十全に見>>続きを読む
北の果ての網走刑務所に収監中、遠く田舎で暮らす母親の危篤を知らされた若いヤクザの脱獄劇。
本当の本当に息抜きに観たので感想というほどのこともないのだけど、緊迫感ある画面のなかに唐突にテーマ曲「網走〜>>続きを読む
ついに完結したど。なんや感動したど。改めてこのシリーズ、開始から完結までに一年しか経ってないのやばいの。本作の本家本元にあたる『ゴッドファーザー』は20年かかったのに、、しかし、時の短さを感じさせない>>続きを読む
ベルリンから来て、パリの大学都市に暮らす女学生が、パリって凄いなあと感心するさまを収めたドキュメンタリー。特にそれ以上のことはないが、エリック·ロメールは現実の写し鏡であるものをもっとも「芸術的な映画>>続きを読む
男の浮気によって関係の冷えた(かに思える)カップルが、キッチンで肉を焼き、別々に食べる。男は立って、女は座って。批評家時代のエリック·ロメールが「映画の特権」として称揚した、生活の細部を淡々と記録した>>続きを読む
「この1年、一種の恥ずべき憐れみしか感じなかった娘が、土壇場で僕らに仕返ししたのだ。子供扱いされていた」
エリック·ロメール監督が最初期に手がけた「六つの教訓的物語」の第二章。1作目の『モンソーのパ>>続きを読む
海辺の小さな街へバカンスにきたユロ伯父さんは、至るところで騒ぎを起こしてばかり、でもその愛すべき人柄(?)から、人は彼のお馬鹿を受け入れていく。ジャック·タチが監督、主演を務めた「ユロ伯父さん」シリー>>続きを読む
絵画の女性にしか興味を持てない男が、生きた女の「背中の反り」に性的魅力を感じ、一晩をともにするが、やはり絵画には敵わないと思い、女にさまざま難癖をつけては、絵のように美しくあらせようとする。ロメールの>>続きを読む
街でいつもすれ違う美女に思いきって声をかけ、彼女の家を突き止めるも、その日以降、彼女は消えてしまう。そこで、彼女の家の向かいにあるパン屋の娘に色目を使い、気を引くことで女への面当てをしようとするのだが>>続きを読む
四十目前までのほほんと暮らしてきた下手なギター弾きの男が、ある日、金持ちの伯母から莫大な資産を相続したという。調子に乗ってアパルトマンを手放し、高級ホテルへ引っ越すも、伯母が相続を取りやめ、一文無しの>>続きを読む
パリを舞台にヌーヴェル·ヴァーグ周りの映画作家が集まって作った六篇の短編からなるオムニバス。エリック·ロメール(④)目的で観たけど、ロメールのが一番つまらなかった。パリの「あるある」的な話を期待してい>>続きを読む
「自分で自分の幸せ、探しちゃいけないんでしょうか?」
主題がひとつの家族の「結婚」の話から外に出て行かない、社会的な広がりを持たないなど、当時は批判されていた小津が、おそらくはその批判に応えたのか、>>続きを読む
コメディ作家ピエール·エテックスによる四篇のコント集。近年の技術で修復されたフィルムをもとに再編集されたとかなんとかで、第一幕のみカラーになっている。表題にもなっている三幕の『健康でさえあれば』で滅茶>>続きを読む
「モノにできない女に我慢できないのね」
スイスの美しい湖畔へバカンスに来た外交官の男。隣家に暮らす女流作家が書く小説のストーリー作りに協力するという体で、近所の少女を口説いてみせることになるのだが、>>続きを読む