明石ですさんの映画レビュー・感想・評価

明石です

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グランドピアノ 狙われた黒鍵(2013年製作の映画)

3.2

「ミスタッチがなければラフマニノフ」と称された若い天才ピアニストが、コンサートでの屈辱的な失敗から5年を経て、大舞台へ帰ってくるも、演奏中、何者かから指令が届き、「ミスしたらその瞬間に殺す」という。ミ>>続きを読む

鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

2.4

わたしは多分、まともに言葉の通じなそうな人間の作った映画が苦手だ。理性的にコミュニケートできないことへの言い訳として芸術が持ち出されることへの根本的な嫌悪感みたいなものを、この映画を観てるあいだじゅう>>続きを読む

ライフ with マイキー(1993年製作の映画)

4.9

好き。 マイケルJフォックスが出てるコメディは全部好きかもしれん。

ビッグ・ビジネス(1988年製作の映画)

5.0

ある田舎の病院で、双子の出産が同じ日にあり、取り替え子が起こってしまい、片側のペアは、組み合わせを間違えたままニューヨークの大会社の御曹司に、もう片側はアーミッシュ・ヴィレッジ並みのド田舎に育ってしま>>続きを読む

ミニミニ大作戦(1969年製作の映画)

3.1

意外とダラダラした映画だった。「イタリアの仕事」を本気でキメたい強盗紳士マイケル・ケインと、たまたま彼の部下になった、特にやる気のない下っ端たちとのズレをまあまあ真剣に経由しつつ強盗をするコミカルなタ>>続きを読む

ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

2.8

デヴィッド・バーンの「俺を見て!」なライブ。ナルシストは基本的には好きだがこの人のパフォーマンスは感情を強制されてるようで心底面倒だと感じてしまう。トーキングヘッズの音楽は好きだけど、ライブ映像を見る>>続きを読む

急に具合が悪くなる(2026年製作の映画)

4.7

観ている最中ずっと言葉が流れ込んでくるような作品だった。その作品に対してと、自分自身に対して、というのがあるがこれは後者の場合で、そういうのはとてもありがたいのである。ただし、いかにも意味ある、てか意>>続きを読む

クラークス2/バーガーショップ戦記(2006年製作の映画)

4.8

若かったり綺麗だったり、細かったり大学生だったりしたら許されることが、そうじゃなくなると途端に寒くなるという、良くも悪くもヒヤッとさせられるコメディにこの『2』で一挙に到達した印象。二人の主人公は、一>>続きを読む

リプリー(1999年製作の映画)

5.0

面白い。すべてが主人公の都合の良いように行きすぎかと思うけど、まあそこはサスペンスよ。と割り切って観ればとても楽しい。同じパトリシア・ハイスミスを原作(残念ながら未読だ)にした、わかりやすくびっくり!>>続きを読む

幸せになるための27のドレス(2008年製作の映画)

3.4

結婚式に魅せられ、他人の結婚式にブライズメイドやウェディングプランナーとして参加しまくってきた女性がついに自分の結婚式を挙げる。基本的にはシチュエーションコメディに過ぎないアイデア、会話やショット構成>>続きを読む

メルシー・ラ・ヴィ(1991年製作の映画)

4.1

こういう映画を楽しむのに、わたしのなかで証明された有効な方法がひとつある。何も考えないことだ。シャルロット・ゲンズブール脚長っ!くらいの思考のサイズで観ればとても楽しい。しかしシャルロット・ゲンズブー>>続きを読む

マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.0

ヴァージン・ロードを父と一緒に歩きたい!との願いから、三人の、父親かもしれない男たちに手紙を送り、結婚式に出席するよう求めたら三人とも来てしまう!なんかミュージカルとして盛り上がらんね。カメラか?演出>>続きを読む

花嫁のパパ(1991年製作の映画)

4.6

好き。スティーヴ・マーティンとダイアン・キートンが夫婦役の時点でもう好き。義実家への挨拶から式の準備、ドレスを決めて式場を選び、プレゼントを受け取りそして式本番までと人生の美味しいイベントだけで盛りだ>>続きを読む

スリ 2Kレストア(1959年製作の映画)

4.3

「やった者は黙っているし、語る者はやっていない。だが僕はやった」

スリをして金を稼ぎ、そして出会った美しい女性に聖母への信仰にも似た恋をし、母を失い刑務所に収監される男。何をさせたくて主人公を動かし
>>続きを読む

カンフーマスター! デジタルレストア版(1988年製作の映画)

4.6

カンフーマスター!とかいって、オープニング直前の、出資者とかを出す画面でストリートファイターのプレイ音声みたいなのを流し、そしてオープニングクレジットに入ると真面目に中華風の音楽流し始める人を食ったよ>>続きを読む

メル・ブルックス/逆転人生(1991年製作の映画)

4.5

アメリカ1の大富豪が、スラム街に超高層ビル群をつくる計画の進行中、ライバル会社に賭けを持ち込まれ、「このスラムで1ヶ月暮らせたら町のすべての権利を譲る」とのこと。だー面白い。

小さな泥棒(1988年製作の映画)

5.0

盗みをして、いい服を着て、映画を観に出かけて男とデートする。家政婦先の邸宅を、自分の家と嘘をつきさえもする。大人の女を真似をすることで、ひと足先に大人になろうとするけれども、周りは誰も大人と見てくれな>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.9

海沿いの町で父とバカンスを過ごした11歳の夏の記憶。

これは正直、よくわかんないまま終わったな。良さが。まあ、手のうちをポルノみたいに晒して「どう?いい映画でしょ?」と素裸で迫ってくるよりはずっと良
>>続きを読む

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

1.1

撮影中に怪我をして、プール付きの豪奢なホテルで急遽娘と二人でバカンスを過ごすことになったセレブ俳優の夏。新作の公開にあわせて記者会見を受け、イタリアへ飛んでは賞を受賞し、アメリカに帰ってラスベガスで賭>>続きを読む

クラークス(1994年製作の映画)

4.9

大学をドロップアウトしてコンビニ店員になった男と同僚たちの愉快な一日。4歳児にタバコを売って罰金を科されるは、店の屋上でホッケーしてボール失くすは、ロシア人が店の外でドラッグ売るは、新聞紙上で元恋人が>>続きを読む

都市とモードのビデオノート(1989年製作の映画)

4.3

「アイディアや素材やデッサンや、そんなところにオリジナリティはないのです。最後の瞬間。たとえイッセイ・ミヤケの真似をしたとしても、彼の裁断(cutting)を真似することはできません」。ヨージ・ヤマモ>>続きを読む

タンデム・ロード(2025年製作の映画)

5.0

一台のバイクで世界一周を試みた二人の男女の記録。コミュニケーション能力がずば抜けて高く、英語もほとんど話せないのに世界中の誰とも仲良くなり、どんな時でも人に助けてもらえる特殊能力を持つバイカーのナメさ>>続きを読む

イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

3.8

大学を優秀な成績で卒業し、社会に出ようという矢先に突如として貯金も家族も将来の可能性もすべて投げ出し荒野に出て、文明を離れ生活をすることに決めた青年の一大叙事詩。監督はショーン・ペンだが、個人的にはロ>>続きを読む

スーパーの女(1996年製作の映画)

4.6

面白いし、最初の2分を観ればするすると最後まで観終わってるような映画だが、コメディとしてはやや大仰でそんなに素直には笑えず(90年前後の日本のコメディは大抵そうだが。また宮本信子の傘みたいな髪型にそう>>続きを読む

都会のアリス(1973年製作の映画)

4.0

アメリカを旅中に知り合った女性に9歳の娘を託された写真家の男。あとで合流するからと言われヨーロッパへ帰国するも、母親は帰ってこず、少女の住み処を探して旅するうちに即席の家族のようになっていく。ま、景色>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

5.0

心臓の病で40年間勤めた大工の職を失くし、福祉事務所に頼るほかなくなるも、そこは、60歳の無職の男の尊厳を踏みにじる一方でろくに手を差し伸べもしない税金泥棒たちの溜まり場だった。大好きな映画。救われな>>続きを読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

5.0

生まれついての病気でいずれ盲目になることが約束され、その病を不幸にも遺伝してしまった息子に手術を受けさせようとアメリカにやってきた移民の女性。この映画をちゃんと観たのが人生のいまの段階になってからでよ>>続きを読む