このレビューはネタバレを含みます
亡くなった母から18歳の自分に宛てた手紙の内容を覚えてしまうほど読んだビリーは、母のいない家庭を支えるために無理やり大人にならざるをえなかったんだ。だから祖母の介護や墓の掃除等を文句も言わずにやっていた。それでも出会ったバレエという生きがいを簡単に捨てられるほど大人ではなかった。。。と解釈した。
父親がどうしようもない人物で腹が立ったが
中盤〜終盤に感動させられたのは全て父親に関わるシーンだった↓
ビリーがバレエをやっているところに父親が乗り込んでくる場面が2回ある。
1回目は父親と目が合うと踊りをやめてそのまま体育館を出て行くが
2回目は一度はやめたもののすぐに再開し、まるで父親に見せつけるように踊り回る。
それを見て父親がビリーの才能と彼がどれだけ本気かに気づいて、先生の家に乗り込んでいくシーン
息子の進学費用のために、ストライキ中なのにプライドを捨てて仕事に行くシーン
ラスト、25歳のビリーの舞台を目を輝かせて見るシーン